沙弥香の拙作「Close-fitting 3」で、レオタードを着せられた女性が「ルージュ」という名前の女戦闘員に変身させられるシーンがありましたね。
実は、レオタードを着せられた男性が戦闘員ノアールっていう“女”戦闘員に変身させられるシーンも入れる予定だったのですが、Close-fittingはキャラを増やしすぎてしまい、沙弥香の実力では手を廻しきれなくなって諦めちゃったんです。
それで、Close-fitting3の「外伝」ってことで主人公(?)夏澄の高校の同級生(男子生徒)を登場させ、彼をノアールにしてやろうと思って書き始めたのですが、別のSSが書きたくなって、これまた途中で投げ出したままになっておりました orz
それをこのたび、とあるお方とのチャットのときに即興で台詞のみの形式で仕上げてしまいました。
今回の投下にあたり、少しト書きを付け加えましたのでお目汚しではありますがお読みください。
お遊びのつもりで書きましたので、まだまだ台詞だけで構成されたままの部分が残っておりますが、コメントなどいただけると幸いです。
<Close-fitting3外伝>
ある日の放課後、夏澄は弓道部の練習を終え、帰途に着こうとしていた。
「あ、桐原さん、キミも上がり?」
校門をくぐるところでふいに呼び止められた夏澄は声の主のほうへ振返る。
そこにはメガネをかけた一人の男子生徒が立っていた。
スラリとした長身で、スタイルもよく、なかなかの美少年だ。
(こいつ、たしか・・・)
夏澄は人間だったときの記憶をたどり、目の前に現れたその美少年の素性を思いだしていた。
彼の名前は谷崎優斗(たにざきゆうと)。
夏澄と同じクラスの男子生徒で、フェンシング部に所属。
華奢な体つきをしているが、見た目とは大違いで、フェンシングの腕は全国大会レベル。
いや、華奢なボディが柔軟な動きを要するフェンシングにはむしろぴったりなのかも知れない。
それでも控えめな性格の彼はクラスではあまり目立つほうではなかったが、夏澄とは仲が良かった。
とくに付き合っているというわけではないが、たまにこうしていっしょに帰ったりもする。
(ふゅふゅふゅ・・・なるほど・・・フェンシングか・・・この男、なかなか使えるかも・・・
アタシの戦闘員にしてあげるわ・・・カワイイ女戦闘員に、ね・・・ふゅふゅふゅッ!!!)
夏澄はすぐにも変態して襲い掛かりたくのをかろうじて抑え、いつもの調子でこう応えた。
「あら、谷崎君も?」
夏澄は邪悪な思念を押し殺し、普段と変わらぬ笑みを浮かべ、優斗といっしょに歩き始める。
道すがらたわいもない話に花を咲かせながら、人気のない小路に挿しかかったとき、ふと、女子生徒の間で評判というフィットネスショップの話題になった。
「そこで売っているスポーツウェアが、どこのメーカーか良く知らないんだけど、すごく体にフィットして動きやすいっていう噂なんだ。僕もトレーニング用に買ってみようと思うんだ」
「ああ、あれね。アタシもあおのお店でウェアを買ったわよ」
「へぇ・・・で、どんな感じ?やっぱり動きやすい?」
「ええ、動きやすいわ・・・そしてすっごく気持ちいいのよ・・・うふふ」
突然、夏澄の瞳に淫靡な光が宿る。
「え?・・・」
ドキリとする優斗。
そういえば、最近、桐原さんと会っていなかったな・・・
しばらく見ないうちにずいぶん女らしく・・・
いけない、いけない・・・彼女をそんな風に見てはいけないんだ。
お色気ご法度のスポーツ少女だもんなぁ・・・
などと思いをめぐらせながら、思わずメガネの淵に手をやった。
「ふふふ、ほら、見る?これのことでしょ?今も着ているのよ。」
「うッ!うわっ!き、桐原さん、な、なにを!?」
制服の下から現れたのは一糸纏わぬ夏澄のまぶしいばかりの裸身。
目の槍どころに困る優斗だった。
「うふふ、あのウェアのこと、くわしく知りたいんでしょ?目を逸らしちゃだめよ」
「そ、そんなこと言ったって・・・え?」
「あらあら、とかなんとかいってしっかり見ているじゃない、そうよ、よーく見るのよ」
「え?えええ?」
優斗の目が釘付けになったのは、夏澄の裸身が魅力的だったのはもちろんだが、それ以上に直後に夏澄の肌に異常が見られたからだった。
見る見るうちに真っ赤に変色してゆく夏澄のボディ。
瑞々しい素肌はナイロン質のような光沢を帯び、首から上までも、全身くまなく真っ赤な光沢レオt−アドに包まれた。
「い、・・・いったい・・・こ、これは・・・_?」
唖然と、かすみの変貌を見守る優斗。
「ふゅふゅふゅ!あたしはレオタード淫獣ルビーなのさっ!」
「う、うわっ・・・そ、そんな・・・き、桐原さんッ!」
ビビビッ!!!
身動きできない光を浴びせる夏澄。
「きり・・・はら・・・さ・・・ん・・・き、きみは、いったい・・・?」
「うふふ・・・教えてあげるわ。あのショップはね。偉大なる我らが盟主プリズム様が世界征服のためにお作りになった異次元空間・・・
そして私はプリズム様にお仕えするレオタード淫獣戦隊の一員なのよ」
「ば、ばかな・・・そんな現実離れした話しが・・・」
「ウフフ・・・本当かどうか、アナタも仲間になってみればわかることよ・・・さぁて、改造してあげるわね」
「や、やめるんだ、桐原さん。。。うわっ・・・な、なにを?」
「ふふふ、言ったでしょ?アナタを私の忠実なしもべにしてあげるの。戦闘員に改造して・・・ね」
「か、かいぞう。。。?うっ・・・な、なんだ、それは?・・・やめろっ、やめてくれッ!変なもの着せるなっ!」
「くふふ・・・あら、中々にあうじゃない?・・・ほら、もっとたくし上げるわよ」
「う・・・うあぁ・・・れお・・・レオタードじゃないか、それは!・・・しかも女性用だ・・・俺はそんなものを着るような変態じゃない!」
「うふふ、いつまでそんなこと言っていられるかしら?ほらほら、あなたの着ているものはレオタードに触れたところからドロドロと溶けていくの」
「ひっ・・・こ、これは・・・いつのまに?・・・俺の脚が露わになって・・・レオタードの生地がピッチリと・・・」
「ええ、もうすっかりピッチリと腰まわりにまとわりついたわよ・・・ほおら、こうしてグイッとズリ上げると・・・?」
「くっ!くふぅぅぅ!!!や、やめっ!・・・ああっ!」
「まぁ、アナタも変態趣味があったんじゃない?このアタシでも今まで気がつかなかったわぁ・・・ピチピチのハイレグレオタード、お尻に食い込ませてココはビンビンじゃない?」
「そ、そんな・・・!俺にはそんな趣味は・・・!あ・・・あひぃ!」
ブッシュゥゥゥゥッッッ!!!!
「くはぁぁぁぁぁ!!!」
「あははは!すてき!すごい音を立ててアナタのペニスが弾け飛んだわね!股間にグチョグチョのシミが広がっていくワ・・・」
「あ。。。あああ・・・・」
「うふふ、もうぐったりって感じかしら?大丈夫、すぐに元気が出るわ・・・こうして、レオタードの袖に腕を通して・・」
「あ・・・あふぅぅっ!!!」
「うふふ、そうそう、その調子よ・・・ほぉら、できあがり、これでアナタの全身はレオタードに包まれたわ、漆黒のツヤが艶かしくてとっても素敵よ」
「あああ・・・あはぁ・・・ん・・・」
「まぁ、さっそく始まったようね・・・いいわ、やはりアナタには素質があったようだわ・・・」
「あああ・・・お、おれのカラダ・・・ぺ、ペニスが・・・あああ・・・・ん・・・・あああん・・・・あはぁ・・・ん・・・」
「ふふふ、さぁ、これで完成よ・・・乳首スイッチをひねって・・・ね」
ブュニィッ!!
「あああ!あひぃぃぃん!!!いいっ!!!いいわぁ!!!あはぁぁぁ!!!」
「うふふ、どうやら、完成ね、気分はどうかしら?」
「あひゃぁんん!!!さ、最高・・・・!最高ですわ!!す、すごいのぉ!すごい快感!!!これが女の快楽ぅぅぅ!!?」
「ええ、そうよ・・・うふふ、すてき・・・思ったよりそのレオタードがフィットしたようね、エロエロな巨乳淫肉女戦闘員にすっかり変身したわね」
「はい!レオタード淫獣ルビーさま!あたくしは、女戦闘員ノアールR1号ですわ!これからはルビーさまに身も心も捧げ尽くしますわ!」
「うふふ、いい子ね。それじゃ、これからアナタはアタシのしもべ・・・アタシはアナタのご主人さまよ・・・さあ、いらっしゃい、ノアール・・・プライムベースでみんなが待っているわ。今夜はたっぷりと楽しみましょう・・・」
完
以上です。
当初沙弥香の脳内では、屈強な柔道部の主将とか、モッコリが逞しい水泳部員とかが登場していたのですが、女体化のイメージを持ちやすくするため柔軟華麗なフェンシング部員という設定に変更しました。
TSものが苦手な読者様も、これで少しは受け入れてくださるのではないかと・・・(^_^;)
沙弥香としては、バリバリゴリゴリな、いかにも男!(漢!)っていう感じのキャラが巨乳で淫乱な肉メスに変態するのが何よりも萌えッ!なのですけどねww
ではまた。