2007年11月18日

アイドルコラージュ3-3

「アイドルコラージュ3」の最終回です。
ね?やっぱり短かかったでしょ?ww
アイドルコラージュシリーズは現在4まで書きかけています。
まだもう少しお付き合いくださいね(^_^;)

ところで「沙弥香の脳内妄想」は今日で開設以来ちょうど800日目でした。
2周年記念日も何も投下しないで過ぎちゃったので、ここらで何か記念を・・・と考えてはいるのですが、なかなかいい案が浮かびません。
舞方さんみたいに記念のSSが発表できればいいのですけれどねぇ・・・orz

とりあえず「アイドルコラージュ2」の異聞編も書いているのですが、こちらは途中まで本ブログで投下しておいて残りを販売する予定です。
我ながら相変わらずアコギですよねぇ・・・ww

こんなことばかりやっていると本当に読者の皆さんに嫌われますよね。
でもとにかく今日のところは「アイドルコラージュ3」をどうぞww

3.
「ねぇちょっと、あなた?どうしたの?さっきから黙っているけど・・・?」
樺崎に成りすましているR12号は麗羅のパソコンに映像を送るため、ダイニングのテーブル越しに立ったままスーツも脱がずに無言でじっと絵美子を見つめていたのだ。
絵美子が訝しがるのも無理はない。
「ねぇ・・・?あなた・・・?もしかして具合でも悪いの?・・・」
「樺崎」の身を案じ、絵美子はおもむろに彼に近づく。
熱でもあるのかしら?と言わんばかりに額の部分に手をかざす。
彼女の手が「樺崎」の体に触れた瞬間 ―
「えッ・・・?」
言いようの無い違和感に彼女はひるみ、思わず手を引っこめる。
(な、なんなの・・・?今の感じは・・・)
かろうじて口には出さなかったが、そんな言葉が絵美子の胸に飛来する。
その美しい顔に驚きの色を隠せない絵美子。
その狼狽振りをよそに、相も変わらず無言で立っている「樺崎」 ―
目だけが静かに、それでいて不気味に絵美子の一挙手一投足を追いかける。
そんな「樺崎」の行動に絵美子の違和感はいよいよ募り、確信的な疑惑へと変わってゆく。
そしてそれは、同時に恐怖へと形を変えてゆくのだった。
「そ、そんな・・・あ、あなたは誰?・・・・
あなたはうちの人じゃないわ・・・あああ・・・」
怯えながら後ずさりをする絵美子。
そのとき初めて「樺崎」、いやR12号が動いた。
絵美子を逃がしてしまっては任務が完遂できない。
R12号は与えられた使命を全うするために両腕を伸ばし、絵美子を捕獲しようと迫り来る。
ガタリと大きな音がしてダイニングテーブルのイスが倒れる。
「ひぃッ!!い、いやぁぁぁッッ!!!誰かッ!た、助けてぇッッ!!!」
恐怖に耐え切れず絵美子は絹を裂くような悲鳴をあげる。
しかし、それもほんの一瞬だった。
「フフッ!!!美人が恐怖に顔をゆがめるってのもすっごくステキじゃない?
 でもその美しい顔もこれでオシマイね・・・」

カチャッ!

麗羅がパソコン上のエンターキーを押下する。
すでに設定が完了し、照準を絵美子に合わせた「アイドルコラージュ」が実行される。
直ちに、絵美子の様子に変化が現れる。
「あ、あがッ?!・・・・」
たった一言、苦しそうなうめき声をあげただけで絵美子はその場に硬直する。

シュッ・・・!!!

風を切るような鋭い音とともに、瞬時にして彼女の顔から目、口、鼻、耳、眉毛と、全てのパーツが消え去った。
顔と同時に「人格」も消え去り、絵美子は直立不動の姿勢でその場に佇む一体の「のっぺらぼう」と化した。
「フフフ、アナタもこれで栄光あるデスエロンの一員として働くことができるのよ、嬉しいでしょう?」
麗羅はそう言うとパソコンのモニターをたたみ、樺崎宅へと向かう。
庭の中をまっすぐ歩み、そのまま庭に面しているダイニングのサッシを開け、部屋の中に入る。
「R12号、ご苦労様、フフフ」
「キュイー!!」
麗羅を見るなり恭しく敬礼をするR12号。
すぐに麗羅の後ろに控えて次の指令を待つ。
麗羅はその様子を満足げに見やると、振り返って「のっぺらぼう」に語りかける。
「気分はいかがかしら絵美子さん?
アナタ、顔が無くなってもすっごく色っぽいわ。
ホント、うらやましいくらいよ、フフフ」
しかしもちろん絵美子の反応はない。
「あは・・・そうだったわね・・・今のアナタはただの抜け殻・・・
話しかけても返事は出来ないわよねぇ」
一人の人間が自分の手によって蹂躙されている事実が麗羅の嗜虐心を刺激する。
デスエロンの改造人間となり裏の人格も暴き出された麗羅は、サディスティックな笑みを浮かべうっすらと顔を上気させている。
コリコリに固くなった乳首がツンと天井に向かって聳えているのが薄いレオタード生地を通してはっきりとわかるほどだ。
「フフフ・・・すぐに別の人格をコラージュしてあげるからね・・・
 デスエロンの女戦闘員ノーフェイスとしての人格をねッ」
再び麗羅は手の中のパソコンのモニターを開く。
操作画面の編集ボックスの中には直立不動のまま顔を失った絵美子の姿が表示されている。
麗羅はその横のボタンをクリックし、ポップアップメニューを起動する。
メニューの中から「戦闘員情報」を選択すると再びクリック。
デスエロンの女戦闘員としての”人格”を絵美子に“コラージュ”するのだ。
画面中央にインストールの経過を示すバーが現れる。

ブゥ・・・ンッ!

古いCRTに電源が入るときのような音が鳴り、画面内に映る絵美子の全身が真っ黒に覆われる。
同時に絵美子自身にも変化が現れる。
絵美子の着ている衣服が、たちまちのうちに漆黒の全身レオタードと化してゆくのだ。
そして色白の美しい素肌の「のっぺら顔」にも次第に黒みが差してくる。
頭髪も蒸発するように消えてなくなり、絵美子の頭部は真っ黒なツルツルの球体へと変貌を遂げてゆく。
デスエロンの女戦闘員ノーフェイスとしての情報が次々と送り込まれてゆくのだ。
同時に、ただでさえ年齢不相応の魅惑的なボディに、20代の頃のような張りが戻ってくる。
もともと形の良かった乳房は、漆黒の美しい果実のようにたわわに実り、その頂点にはツンッと乳首が勃起する。
腹部の周りについたわずかな贅肉も綺麗に消え、さらに引き締まった美しい“くびれ”が形成されてゆく。
臀部のシェイプにも磨きがかかり、思わず鷲づかみにしたくなるようなプルプルとした張りを湛えている。
キリリと切れ上がった股座がこの上なく妖艶に、見るものを狂おしい発情の世界へと誘(いざな)う。
やがてインストールバーの表示が100%に達すると、そこにはこの世のものとは思えない美しくも艶かしいシルエットの新たな女戦闘員、「ノーフェイスY1号」が立っていた。
「ウフフ、どうやら完成のようね・・・さて・・・
初めまして。ようこそ我がデスエロンへ・・・フフフッ」
そこに立つ全身レオタードに覆われた真っ黒な存在に声をかける麗羅。
「キュイーッ!」
真っ黒な存在は、麗羅の声に直ちに反応し、反射的に片手を挙げ敬礼する。
「上出来ね・・・オマエの名前を言ってごらん?」
満足そうに麗羅が微笑む。
「キュイーッ!私は栄光あるデスエロンの女戦闘員ノーフェイスY1号でございますッ!
 イエローイソギンチャク様ッ!何なりとご命令ください!デスエロンに栄光あれッ!キュイーッ!」
ピチピチの乳房と双臀をブルンと震わせ、誇らしげに誓いの言葉を述べるノーフェイスY1号だった。
こうして樺崎の妻・絵美子は、新たに麗羅のもとで暗躍する女戦闘員Y1号として生まれ変わった。
これから樺崎の自宅を拠点に、女戦闘員たちの暗躍が始まるのだ。

アイドルコラージュ3 完
  

Posted by sayaka_saotome at 23:08Comments(9)

2007年11月17日

アイドルコラージュ3-2

アイドルコラージュ3の2をお送りします。
あと一回で完結です。やっぱり短かったでしょ?ww
おまけにつまらないですし・・・(自爆バクバクww)
でも”SS”って言うくらいなんだから、これぐらいの長さでちょうどいいですよねぇ?(^_^;)

2.
「ただいま・・・」
樺崎に成りすましたノーフェイスR12号が帰宅する。
「はいはい、お帰りなさい」
妻の絵美子が、エプロンで手を拭きながら玄関口まで出迎える。
絵美子は樺崎より3つ年下の45歳。
しかし、子供を産んでいないせいか、この歳になってもその美しいプロポーションは少しも衰えてはいない。
部屋着として穿いているスリムのジーンズのヒップから太腿にかけての曲線が艶かしく、どうみても30代前半に見えるのだ。
お腹や腰周りにも贅肉はほとんどなく、ほどよく脂がのった魅惑的な括れを維持している。
バストも若い頃からスポーツで鍛えた胸筋のおかげで少しも垂れることがない。
ハイネックのセーターがピッチリとボディに張り付き、胸が強調されたその出で立ちは見る者を圧倒する。
そんな理想的な美熟女がこのイヤミな樺崎の妻だというのだから世の中わからないものだ。
「お食事にします?それとももう外で食べてきちゃったかしら?ずいぶんと遅かったけど・・・?」
絵美子は、目の前の夫がデスエロンの女戦闘員「ノーフェイス」であるとは露知らず、いつもと同じ調子で話しかける。
その様子を樺崎宅の庭の暗闇の中でモニターしている人影がある。
漆黒のレオタードに全身を包みこんだ麗羅である。
麗羅はその手に小さなパームトップ型PCを持ち、唇に妖しい笑みを浮かべながらディスプレイを見つめている。
R12号の眼に映ったものは、そのまま麗羅の手の中のパソコンに表示されるのだ。
それを監視しながら、麗羅は樺崎宅でこれから起こる一部始終を祐香に報告するというわけだ。
「こちら麗羅・・・樺崎の妻はなかなかのしっかり者のようです。
 それに意外なことにものすごい美人ですわ」
動植物型改造人間の彼女らは、それぞれの大脳皮質に合成された電信機能によってテレパシーのようにお互いの意思を交換することができる。
「あら、それは面白いわね・・・
たった今Ver3.0のコーディングが完了したところなのよ。
 そちらへ転送するからさっそく試してみてくれないかしら?
 美人がコラージュされるところを私もじっくりと見てみたいわ、フフフッ」
祐香からの返信だ。
「了解しましたわ、祐香さん、送ってください」
麗羅は、祐香へ信号を返すと手の中のパソコンを操りダウンロードソフトを起動する。
祐香の指定したサーバにアクセスし、出来立てのアイドルコラージュVer3.0をインストール。
直ちにプログラムを立ち上げる。
「へぇー、すごいですね、適性チェックのアドインですか・・・」
画面上に新しい機能を見つけた麗羅はニヤリと微笑む。
アドイン機能を設定し、R12号からのヴィジュアル情報を取り込んでゆく。
画面上に絵美子の全身像が浮かび上がり、四角に十字を切ったようなフォーカススケールがその上に重ね合わされる。
スケールの中心部にある十字形は、絵美子の全身を這い回りながらところどころで一時停止をし、チェッキング機能を働かせながら、ピピッという音とともに光りを放つ。
フォーカススケールの十字形が絵美子の全身をスキャンし終わると、程なくして適性チェックの結果がディスプレイ左上に表示された。
適性 ― 「なし」であった。
「あら、残念・・・どうやら彼女には戦闘員になってもらうしかないようだわ」
麗羅がつぶやく。
麗羅の思惑は大脳の電信機能によってそのまま祐香や美穂子にも伝わっている。
すぐに祐香から麗羅へと”テレパシー”が届く。
「あれほどの美人、ちょっと残念だけどちょうどいいんじゃない?
 彼女をアナタの戦闘員第一号にしちゃえば?かなり使えそうだしね」
それは、絵美子を麗羅直属の女戦闘員にするという意味だ。
「あ、なるほどそうですね、私も先輩たちのように部下が欲しいと思っていたとこなんです。
 フフッ、それじゃ頂いちゃいますね・・・えっと・・・こうするのね・・・」
麗羅はカチャカチャと手早くキーボードを操作し、ホイールパッドをクルクルと動かした。

つづく  
Posted by sayaka_saotome at 00:07Comments(2)

2007年11月14日

アイドルコラージュ3-1

みなさん、お久しぶりです。
いったい何日ぶりの更新になるのでしょうかww
今回からアイドルコラージュ3の連載となりますが、すでにアイドルコラージュ1と2で登場したキャラ達も忘れられていると思うので簡単に紹介しますね。

市原祐香:
とあるソフトウェアハウスの開発部員。
同じ職場の同僚・美穂子がネット上で偶然手に入れた人体改造ソフト「アイドルコラージュ」によって改造人間ブラッディヒルとなる。

瀬澤美穂子:
祐香の同僚にして後輩の開発部員。歳は祐香より二つ下。
人体改造ソフト「アイドルコラージュ」を自ら操作しているうちに改造人間ブルーアナコンダとなる。

浜崎麗羅:
祐香と美穂子の職場の事務担当社員で美穂子とは同期入社。
改造された祐香によって捕らえられ、改造人間イエローイソギンチャクとなる。

樺崎絵美子:
祐香たちによって本物のゴキブリにされてしまった上司・樺崎源次郎の妻。
イエローイソギンチャク・麗羅の魔の手が彼女に伸びる・・・

・ ・・で、本作ですが、先に言っておきますがあまり面白くないですww
おまけにおそらく物凄く短いですwww
それでは期待しないでアイドルコラージュ3をどうぞ〜

1.
「ところで、カバゴンが失踪したとなると騒ぎが大きくなるわね・・・どうするの?ブラッディヒル?」
樺崎が本物のゴキブリになってどこかへ消えてしまったことでブルーアナコンダが心配そうな面持ちでブラッディヒルに向かって言った。
「大丈夫よ、ブルーアナコンダ。そこはちゃんと考えてあるわ・・・ノーフェイス!」
ブラッディヒルが部屋の隅で控えていた女戦闘員たちを呼びつけた。
「キュイーッ!ブラッディヒル様、お呼びで!」
全身を漆黒のレオタードで覆い、女性形のシルエットを浮き立たせた数人の妖艶な者達が前に出る。
彼女らは顔を持たないのっぺらぼうの女戦闘員「ノーフェイス」達だった。
ブラッディヒルたちの前に整列し、恭しく跪(ひざまず)く。
ブラッディヒルはその中で一番大柄な一人を指差して指令を出す。
「R12号、オマエは樺崎に成りすまして彼の自宅へ行きなさい」
「キュイーッ!かしこまりましたッ!」
R12号と呼ばれたノーフェイスは、右手を挙げ一礼するとすっくと立ち上がり、パソコンの前へ向かった。
そしてカチャカチャとキーボードを操り始めた。
程なくしてそれまで顔パーツが一切無かったR12号の顔面部分が変形してゆく。
目や口、鼻がボコボコと現れ、次第に樺崎の顔が形成されてゆくのだ
驚くべきことに、それは樺崎の顔だった。
R12号は自分自身の体に樺崎の頭部をコラージュしたのだ。
その顔に融合するようにR12号のボディは、見る見るメタボリックな体型になってゆく。
「見事な変身だわ・・・アイドルコラージュVer2.0の機能は無尽蔵といったところね」
ブルーアナコンダが感心する。
「”無尽蔵”とはちょっと言いすぎだけど、まぁ、機能がアップしていることには間違いないわ。
 なんといってもアナタとの共同作業だからね、ブルーアナコンダ。
 すごいものが出来て当然だわよ、フフフ・・・」
ブラッディヒルもバージョンアップされた「アイドルコラージュ」の出来にはかなり自信を持っている。
ブルーアナコンダ美穂子の技術力に感心しているのも事実だ。
そうこうするうちに、R12号はすっかり樺崎の体躯に変貌した。
そして服装までもコラージュし、まったくの樺崎本人に成りすましたのだ。
「完成ね・・・よし、R12号、おまえはそのまま樺崎の自宅に戻ってミッションを遂行しなさい」
「キュイーッ!かしこまりましたッ!」
すでに声まで樺崎になりきっているR12号。
樺崎の声でうやうやしくブラッディヒルに従う姿はどうにも奇妙に映る。
「さてと・・・イエローイソギンチャク?あなたにもお願いしちゃっていいかしら?」
「もちろんよ、ブラッディヒル、何でも任せてちょうだい」
イエローイソギンチャクは全身をブルブルと震わせると、漆黒のレオタード姿の麗羅に変身した。
豊かな乳房の頂点には小さなイソギンチャクが張り付いており、触手を不気味に動かしている。
「カバゴンもああ見えてちゃんと奥さんがいるみたいだから、騒ぎが大きくなる前になんとかしなくっちゃならないわ。R12号を使ってノーフェイスにしちゃってくれる?」
ブラッディヒルが麗羅に言う。
「はい、承知しました、ウフフ・・・なんだか楽しくなってきましたね・・・」
もとの後輩口調に戻った麗羅は口元を妖しく歪ませると邪悪な笑みを浮かべて唇をペロリと舐めた。
 ***************
R12号と麗羅を送り出したブラッディヒルはすぐさま祐香の姿に戻る。
そして同じく人間型に戻った美穂子と二人でアイドルコラージュの不具合修正にとりかかる。
仲間にしようとコラージュした人物が、実は怪人になるための資質を具えておらず、そのまま本物の動植物と化してしまうのでは時間の無駄であるからだ。
本物の虫や動物を作り出すことが我々デスエロンの使命ではない。
どうにかしてコラージュする前にその人物の資質を見抜き、適性を判断することができないか?
祐香は考えた。
その晩、祐香と美穂子は二人でアイドルコラージュVer2.0のさらなるバージョンアップを試みた。
徹夜の作業だ。
もちろん、「徹夜」とは言っても、睡眠など必要としないデスエロンの改造人間である二人には全く意味の無い言葉だが ―
祐香と美穂子は、アイドルコラージュに“適性チェックオプション”をアドイン。
これはコラージュの直前に改造人間になれるか否かをチェックする機能だ。
そして、チェック結果によってコラージュの仕方を変えてゆくのだ。
改造人間としての資質がない人間は、全てのっぺらぼうの戦闘員、「ノーフェイス」にしてしまう。
どんな人間でもノーフェイスに改造することは可能である。
もともとその顔とともに人格をも消し去ったノーフェイスにとっては「適性」などという言葉は意味を成さないからだ。
顔を消すことでその人物が持っていた人格・過去をも消し去ることができる ―
そして、デスエロンの戦闘員としての情報をインプットすることによって顔を持たない戦闘員、“ノーフェイス”と化すのである。

つづく  
Posted by sayaka_saotome at 21:54Comments(6)