2010年09月18日

アイドルコラージュ異聞編パロ(2)

続いて後半部分で〜す。

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(2)
「絵美子!」
「ああ・・・熱いのぉ・・・躰が熱いのぉ・・・服なんて着てられないわぁ・・・」
ぼうっとうつろな表情で次々と服を脱いでいく絵美子。
シャツもスカートも脱ぎ捨て、ブラジャーもパンティも脱いでいく。
あまりのことに俺は目をそむけ、理璃子も口に手を当てたまま声が出ない。
「ああ・・・熱い・・・」
裸に靴下だけというなんとも扇情的な姿で立ち尽くす絵美子。
恥ずかしさなどは微塵も感じていないのか、胸も股間も隠すことなく晒している。

「あ・・・ぐっ、ああ・・・あああ・・・」
そこから変化が始まった。
絵美子の躰が緑色に染まり始めたのだ。
な、なんなんだ、これは?

若かったころとは違い、今では多少肉付きがよくなっていた絵美子だが、それでもその裸は美しかった。
結婚当時は美人の奥さんをもらったと冷やかされたし、今でも俺は絵美子は充分美しいと思っている。
その裸をよりによって盛沢などに見せたくはなかったが、それ以上に俺は今、絵美子に何が起こっているのかわからなかった。

絵美子の体は濃い緑色に染まり、やがてあちこちから突起のようなものが生えてくる。
肉付きのよい腰回りはきゅっと引き締まっていき、両側から細長い虫の脚のようなものが生えていく。
お尻はどんどん大きくなり、蛇腹状の節が作られて、先端には昆虫のような卵管が生えてくる。
俺も理璃子もただ唖然として絵美子の変化を見ているしかない。

躰の表面は固い外骨格で覆われ始め、両腕はひじを曲げたような形で固定され、手首から先は指が無くなって細長く伸び、カマキリの鎌のように変化する。
背中からは薄い翅が広がって、さらに固い外翅が覆っていく。
首はやや前に傾き、節で覆われていった。

ややぽっちゃりしていた太ももも、引き締まって外骨格が覆い、ひざと踵には鋭いとげのような突起が生える。
足の指も三つに融合し、それぞれの先端には鋭い爪が伸びてくる。
それはまさにカマキリだった。
絵美子はゴキブリとなった盛沢のように、カマキリへと変化していったのだ。

変化は頭部にまで及んでいく。
口を半開きに開けた絵美子の眼がギョロッと剥いたかと思うと、そのまま飛び出すように眼窩から広がっていき巨大な緑色の複眼になっていく。
口は左右に裂けはじめ、端から牙が伸びていく。
あごが前に突き出し、左右に割れて昆虫の大顎を形成する。
顔の肌も緑色の外骨格に覆われていき、額には二本の触角が伸びてくる。
それは絵美子の面影を残すカマキリの頭だった。

やがてゴキブリ盛沢の脇にあるノートパソコンが電子音を鳴らす。
「グゲゲゲ、どうやら完成したようだな。さあ、お前は何者か言ってみろ」
目の前に立ち尽くすカマキリのような姿になった絵美子にゴキブリ盛沢はそう言った。

「キリ・・・キリキリ・・・キリキリキリィィィッ! アタシはデスエロンの女魔怪人グリーンカマキリよ。キリキリキリィィィッ!」
俺は唖然とした。
絵美子が、あの絵美子がカマキリのカマのようになってしまった両腕を振上げ、まるでポーズをとるように外骨格に覆われた胸を突き出してそう叫んだのだ。
心なしか大顎になった口元には笑みまで浮かんでいるように見える。
そんなバカな・・・
絵美子が、絵美子がカマキリの化け物になっちまったのか?

「グゲゲゲ、これでお前は俺と同じデスエロンの魔怪人になったのだ。これからはデスエロンに忠誠を誓うがいい」
「キリキリキリィィィッ! もちろんよ。アタシをこんなすばらしい躰にコラージュしてくれたんですもの。アタシはもう、身も心もデスエロンに捧げるわ。キリキリキリィィィッ!」
ニヤッと笑うゴキブリ盛沢に対し、化け物になってしまったことをまるで喜ぶかのような絵美子の言葉に、俺は愕然とした。
絵美子はもう心までゴキブリ盛沢の仲間になってしまったと言うのか?

「グゲゲゲ、それでいい。それにしても最初に見たときからいい女だと思っていたが、こうしてデスエロンの女魔怪人になるとまたたまらんボディになったものだな。見ろ、お前の躰を見て俺のチンポはもうこんなになっているぜ。グゲゲゲゲ」
鳴き声とも下卑た笑いともつかない音を出すゴキブリ盛沢を見ると、ゴキブリの躰の股間から、隆々とそそり立つペニスが姿を現していた。
俺は絶句する。
なんて大きなペニスだ。
あの盛沢がこんなに立派なモノを持っていたというのか?
信じられない。

「キリキリキリィィィッ! うれしいわぁ。なんてたくましいおチンポなのかしら。あなたもとても素敵よ、ゴキブリブラウン。アタシも見ているだけで躰が疼いてきちゃうわぁ。キリキリキリィィィッ!」
絵美子が舌なめずりをするのが目に入る。
緑色の大顎にピンク色の舌が妙になまめかしい。
股間は外骨格の隙間が開き、こちらもピンク色の肉襞がひくひくと蠢いていた。
「グゲゲゲ、お前も素敵だぜ、グリーンカマキリ」
「キリキリキリィィィッ! ああん・・・たまらないわぁ。ねえ、見てぇ、アタシのオマンコ。あなたのおチンポが欲しくてよだれをたらしているのよぉ。ねえ、エッチしましょうよぉ。キリキリキリィィィッ!」
両手のカマで躰をかき抱くようにして腰を振るカマキリ絵美子。
自分で言うように、股間からは大量の愛液が流れ出している。
これが、あの清楚でセックスを恥らっていた絵美子なのか?

「グゲゲゲ、まあ、待て。後でたっぷり可愛がってやるぜ。その前にまずこっちを片付けてしまわなくちゃな」
ぎょろりと俺を見るゴキブリ森沢。
「キリキリキリィィィッ! ああん・・・お預けなのぉ? 寂しいわぁ。せめておしゃぶりぐらいいいでしょ?」
緑色の複眼でゴキブリ盛沢を見つめているらしいカマキリ絵美子。
俺にはもう、何がなんだかわからない。

「グゲゲゲ、それもいいな。旦那に見せ付けてやるってか?」
「キリキリキリィィィッ! 元旦那でしょ。あんな下等生物が夫だなんて考えたくも無いわ。アタシが愛しているのはアナタよ、ゴキブリブラウン。キリキリキリィィィッ!」
緑色の複眼で俺を見、あざけるように笑うカマキリ絵美子。
俺はがっくりと打ちひしがれる。

「や、やめろ。やめてくれ」
それでも俺は何とか絵美子に元に戻って欲しかった。
あんな姿になってしまっても、元は絵美子なのだ。
それがゴキブリ盛沢のペニスをしゃぶるなんて耐えられない。

「キリキリキリィィィッ! うるさいわね! 下等動物のくせにアタシに命令する気? 黙らないと首を刎ね飛ばすわよ。キリキリキリィィィッ!」
緑色の複眼で俺をにらみつけ、両手のカマを振上げるカマキリ絵美子。
ああ・・・
もう俺の言葉は彼女には届かないのだろうか・・・

「グゲゲゲ、それじゃ頼むぜ、グリーンカマキリ」
ゴキブリ盛沢がそそり立つペニスを突き出す。
「キリキリキリィィィッ! ああ、なんて美味しそうなおチンポなのかしら。いただきます」
ファブッと音を立て、ゴキブリ盛沢のペニスを頬張るカマキリ絵美子。
大顎が両側に開き、両手のカマをゴキブリ盛沢の腰に回してどす黒いペニスをしゃぶっている。

「グゲゲゲ、オウ、これはたまらんぜ。なんていい舌使いだ。いつもあいつにやっていたのか?」
「ハブッ・・・ンチュ・・・そんなことするはずないでしょ。以前のアタシはセックスが好きじゃなかったの。だからあいつのチンポなんかしゃぶったりしなかったわ。キリキリキリィィィッ!」
そうだ。
絵美子はセックスには淡白な女性で、あんまりセックスを好みはしなかった。
フェラチオだって俺が頼んでもしてくれなかったのだ。
それなのに・・・

「グゲゲゲ、それでその舌使いとは恐れ入るぜ。なんともたまらん」
ゴキブリ盛沢の腰もカマキリ絵美子の舌使いに合わせて動いている。
「ムフゥ・・・アタシはセックスが大好きなデスエロンの女魔怪人よ。これぐらいの舌使いは当然でしょ。ハムッ・・・」
「違いない。おおう、でるっ、でるぞっ」
カマキリ絵美子がこくんとうなずき、やがてその口元に白濁液が放たれる。
ゴキブリ盛沢の腰がかくかくと前後した。

やがてカマキリ絵美子はゴキブリ盛沢を離れ、ゴクリと喉が上下する。
「プフゥ・・・ゴキブリブラウンのチンポ汁、喉にからんで飲みづらいけど美味しいわぁ。最高の味よ。キリキリキリィィィッ!」
「グゲゲゲ、お前の口の中も最高だったぜぇ、グリーンカマキリ」
「キリキリキリィィィッ! うれしいわぁ。ねえ、エッチしましょうよぉ」
腰を振って誘惑するカマキリ絵美子。
ああ・・・
もうあれは完全に絵美子とは違うものになってしまったんだ・・・

「盛沢、頼む!」
俺は頭を床に摩り付ける。
「俺は、俺はどうなってもいい。だから絵美子を、絵美子を元の女に戻してくれ」
俺は必死に頭を下げる。
絵美子がカマキリの化け物になってしまったなど、俺には耐えられない。
どうか・・・
どうか絵美子を・・・

「グゲゲゲ、だそうだぜグリーンカマキリ。元の姿にもどりたいか?」
「キリキリキリィィィッ! いやよ。冗談じゃないわ! アタシはデスエロンの女魔怪人に生まれ変わったのよ。下等な人間に戻るなんて考えたくも無いわ。キリキリキリィィィッ!」
絶望的な言葉が絵美子から発せられる。
「グゲゲゲ、樺崎よ、そういうことだ。残念だったなぁ。お前の可愛い妻は、俺と同じデスエロンの魔怪人に生まれ変わったのさ」
「ああ・・・絵美子ぉ・・・」
「キリキリキリィィィッ! 絵美子絵美子とうるさいわね。アタシはもう樺崎絵美子なんて名前じゃ無いわ。アタシはデスエロンのグリーンカマキリよ。二度と絵美子だなんて呼ばないで」
複眼で俺をにらみつけてくるカマキリ絵美子に、俺はもう何も言えなかった。

「グゲゲゲ、さて、次はそこで放心状態の娘をどうするかだな」
ゴキブリ盛沢の言葉に俺はハッとした。
先ほどからあまりのことに言葉も出せず、がたがた震えている理璃子のことを思い出したのだ。
「盛沢、やめろ! 娘には手を出すな!」
「グゲゲゲ、うるさいぞ! 少し黙ってろ!」
あまりの威圧感に俺は何も言えなくなる。
ヘビににらまれたカエルとはこのことか?
すくんでしまって、どうしても躰がいうことを聞かないのだ。

「ああ・・・いや・・・」
恐怖に震えながら弱弱しく首を振る理璃子。
「キリキリキリィィィッ! あの小娘をどうするの、ゴキブリブラウン。始末するならアタシにやらせて欲しいわぁ」
大顎を左右に開きながら、楽しそうに笑みを浮かべるカマキリ絵美子。
「グゲゲゲ、まあ、待て。コラージュソフトにお伺いを立ててからだ」
再びノートパソコンを操作し始めるゴキブリ盛沢。
あのノートパソコンがすべての元凶だとわかっているのに、どうしても躰が動かない。

「グゲゲゲ、このノートパソコンにはな、我がデスエロンが開発した生物融合ソフト“アイドルコラージュ”の改良版が入っていてな。このソフトを使えば、人間とほかの生物を融合させ、我がデスエロンの忠実な魔怪人にすることができるのさ。もっとも、適性のある人間に限られるがなぁ。グゲゲゲゲ」
ノートパソコンをいじりながら、いやらしい笑い声を上げるゴキブリ盛沢。
やつもそのソフトでゴキブリと融合したのだろう。
まさに姿だけではなく心まで醜い盛沢らしい。

「すでに社内でも市原祐香と瀬澤美穂子がデスエロンの女魔怪人になっている。二人とも最近めっきり色っぽくなっただろう? あれはデスエロンの女魔怪人になったからなのさ。グゲゲゲゲ」
「い、市原君と瀬澤君もか」
「グゲゲゲ、そうだ。市原祐香はブラッディヒル、瀬澤美穂子はブルーアナコンダへと生まれ変わったのだ。俺もあいつらのおかげでこうしてゴキブリブラウンへと生まれ変わることができたと言うわけだ。グゲゲゲゲ」
自慢げに笑うゴキブリ盛沢のノートパソコンが電子音を鳴らす。
「グゲゲゲ、ほう、適性ありか。これはおもしろい。グゲゲゲゲ」
「キリキリキリィィィッ! よかったわね。これでお前もアタシたちの仲間になれるわよぉ」
二人の異形の笑い声が昨日までの暖かかったリビングに響いていた。

「グゲゲゲ、さて、お前はどんな生き物と融合させてやろうか。おっ、こいつはどうかな?」
「キリキリキリィィィッ! まあ、ゴキブリブラウンったら意地悪ね。よりにもよってあの娘が一番嫌いな蟲じゃない。キリキリキリィィィッ!」
脇からゴキブリ盛沢のノートパソコンを覗き込んでいるカマキリ絵美子。
もうすっかりゴキブリ盛沢と意気投合しているようだ。
そこにはあの控えめで清楚な絵美子の面影はもうなかった。

「グゲゲゲ、何、すぐに気に入るさ。むしろもっとも好きな蟲になるんじゃないか?」
「キリキリキリィィィッ! そうね、アタシもそれほどカマキリが好きではなかったけど、今ではカマキリは最高に可愛い存在だわ。キリキリキリィィィッ!」
カマキリ絵美子がカマを振り腰をくねらせる。
その横でキーボードをカタカタと操作するゴキブリ盛沢。
今度は一体何をするつもりだ・・・

「グゲゲゲ、性格は残忍、ゴキブリブラウンを好きになる・・・と・・・」
ニヤニヤしながらキーボードに打ち込んでいくゴキブリ盛沢。
俺はぞっとした。
こいつはまさか理璃子も?

「キリキリキリィィィッ! まあ、ゴキブリブラウンったらちゃっかりしているのね。でも、おかげでアタシもアナタのことを好きになれたわぁ。どうしてあんな下等なクズを愛しているなんて思っていたのかしらね。ぞっとするわぁ」
ぎょろりと複眼で俺のほうを見るカマキリ絵美子。
その口元にはさげすみの笑いしか浮かんではいない。

「グゲゲゲ、いいじゃねえか。これも役得の一種さ。デスエロンに新たに二体も魔怪人を増やすんだからな。よし、これでいい」
ゴキブリ盛沢がノートパソコンのキーを押す。
「や、やめろぉっ! やめてくれぇっ!」
俺の叫びはただむなしかった。

「ひゃん」
背後で理璃子の躰が跳ね上がる。
俺が振り向くと、理璃子が目を見開き、口を半開きに開けているのが目に入った。
「理璃子!」
「あ・・・お父さん・・・助けて・・・」
躰を震わせ、がたがたと震えている。
「理璃子!」
俺が理璃子を抱きしめようとするより先に、理璃子がすっくと立ち上がる。
「ああ・・・変・・・躰が変よ・・・ああ・・・何かが躰を駆け巡っているぅ・・・」
「理璃子、しっかりしろ、理璃子!」
「ああ・・・熱い・・・熱いよぉ・・・」
絵美子と同様に、理璃子も着ているものを脱ぎ始める。
いや、脱ぐと言うより剥ぎ取っていると言ったほうがいいかもしれない。
上着もスカートも白い下着も何もかもむしりとっているのだ。
「理璃子、やめるんだ、理璃子」
俺は思わず理璃子の足にしがみついた。

「ああ・・・あ・・・あぐっ」
理璃子の躰がピクンと跳ねる。
「グゲゲゲ、始まったな」
「キリキリキリィィィッ! そこでお前の娘がどうなるのかを見ているのね」
背後で笑う二人の声が俺を絶望へと追いやっていく。
「理璃子、理璃子ぉっ」
俺はただただしがみついて娘の名を呼ぶばかりだった。

やがて理璃子の体が変化し始める。
皮膚が青紫色に染まっていき、じょじょに固くなってくる。
躰に節が作られ、両側から細い歩脚が何本も伸びてくる。
足や腕にも歩脚が生え、わさわさと動き始める。
両手の指先には鋭い爪が伸び、脚のつま先は指が融合して二本の鉤爪状になる。
節のできた首の両側にも歩脚が生え、頭部は髪が固まった固い外骨格で覆われる。
目は黒々とした複眼となり、顎は左右に割れて大顎となり、額には長い触角が生えてくる。
わずかの間に娘は絵美子同様ゲジゲジの化け物へと変わってしまった。

盛沢の脇のノートパソコンが電子音を鳴らす。
「グゲゲゲ、終わったようだな。さあ、お前が何者か言ってみろ」
「理璃子・・・」
ゴキブリ盛沢が不気味に笑みを浮かべる中、俺は変わり果ててしまった娘をただ見上げているしかできなかった。

「ゴフッ!」
突然腹部に強烈な痛みを感じ、俺は弾き飛ばされた。
それが理璃子に蹴飛ばされたものだとわかって、俺は愕然としてしまう。
「理、理璃子・・・」
「ゲジゲジゲジィィィッ! 下等な生物の分際でいつまでアタシの脚にしがみついているつもり? このゲスが」
黒光りする複眼が俺をにらみつけてくる。
「理璃子・・・」
「ゲジゲジゲジィィィッ! 理璃子? それは誰のことかしら? アタシはもう樺崎理璃子などという下等な生物ではないわ。アタシはデスエロンの女魔怪人ゲジゲジバイオレットよ。ゲジゲジゲジィィィッ!」
額の触角を震わせ、くびれた腰を振りながら宣言する理璃子。
俺は理璃子も化け物になってしまったことに、何も言うことができなかった。

「グゲゲゲ、これでお前もデスエロンの魔怪人だ。これからはデスエロンに忠誠を誓うがいい。グゲゲゲゲ」
「ゲジゲジゲジィィィッ! 当然だわ。アタシをコラージュでこんな素敵に生まれ変わらせてくれたんだもの。アタシはデスエロンに永遠の忠誠を誓うわ。ゲジゲジゲジィィィッ!」
鋭い爪を交差させ、誇らしげに宣言する理璃子。
それを見てゴキブリ盛沢もカマキリ絵美子も満足そうだ。

「キリキリキリィィィッ! よかったわねゲジゲジバイオレット。これでアタシたちはデスエロンの仲間。いっしょにデスエロンのために働くのよ」
「ゲジゲジゲジィィィッ! こちらこそよろしくねグリーンカマキリ。仲間になれてうれしいわ」
「グゲゲゲ、むしゃぶりつきたくなるようないい女魔怪人が二人も誕生か。こりゃたまらんぜ。グゲゲゲゲ」
なんてことだ・・・
下卑た笑いを発するゴキブリ盛沢を、カマキリ絵美子もゲジゲジ理璃子もうっとりと眺めている。
悪夢だ・・・

「ゲジゲジゲジィィィッ! アナタも最高よゴキブリブラウン。早くアナタの太いチンポでオマンコかき回して欲しいわぁ」
「キリキリキリィィィッ! まあ、先にコラージュしてもらったのはアタシよ。アタシが先にかき回してもらうんだからね! ねえ、ゴキブリブラウン、早くベッドに行きましょうよ。アタシもう我慢できないわぁ。キリキリキリィィィッ!」
カマキリ絵美子の股間からも、ゲジゲジ理璃子の股間からも愛液があふれるようにしたたっている。
二人の太ももはもうびしょぬれなのだ。

「盛沢ぁぁっ! ちくしょうっ! 二人を元にもどせぇっ!」
俺はもう何がなんだかわからなくなってゴキブリ盛沢に殴りかかる。
「フガッ!」
だが、俺は逆に殴り飛ばされてしまう。
ゴキブリ盛沢の前にカマキリ絵美子が立ちふさがり、そのカマの平で俺の頬を張り飛ばしたのだ。
「キリキリキリィィィッ! 下等生物のくせにゴキブリブラウンに歯向かうつもりかしら? そのようなことはあたしが許さないわよ。キリキリキリィィィッ!」
頬を押さえて顔を上げた俺を、カマキリ絵美子がにらみつける。

「グホッ!」
さらに俺の腹にかかとがめり込む。
ゲジゲジ理璃子の容赦ない蹴りが入ったのだ。
「ゲジゲジゲジィィィッ! アンタ身の程を知らないんじゃない? 下等なクズのくせにアタシたちデスエロンの魔怪人に逆らうつもりなの? よっぽど死にたいらしいわね。ゲジゲジゲジィィィッ!」
「クッ・・・理璃子・・・」
「まだ言うつもり? アタシはもう樺崎理璃子じゃないって何度言ったらわかるのかしら。これだから下等生物は・・・ゲジゲジゲジィィィッ!」
ぐりぐりとかかとをねじ込んでくるゲジゲジ理璃子。

「キリキリキリィィィッ! ねえ、ゴキブリブラウン。あたしもうこの顔は見飽きたわ。さっさと始末してエッチしましょうよ。もう我慢できないわぁ。キリキリキリィィィッ!」
「ゲジゲジゲジィィィッ! アタシもこの顔はもう見たく無いわ。こんな下等なクズはさっさと殺しちゃいましょうよ。ゲジゲジゲジィィィッ!」
ゴキブリ盛沢の両脇に立ち、さげすむように俺を見下ろす二人の女魔怪人。
そこには俺の妻と娘の姿はもうなかった。

「グゲゲゲ、どうだ思い知ったか樺崎。これでお前の妻も娘もデスエロンの女魔怪人にしてやったぞ。これからは俺が二人をたっぷり可愛がってやる。安心してくたばるんだな。グゲゲゲゲ」
「も、盛沢・・・」
勝ち誇ったように俺を見下しているゴキブリ盛沢。
「二人とも、もういいぞ。たっぷり楽しむがいい。グゲゲゲゲ」
やつはそう言うと後ろへ下がる。
入れ替わりにカマを振上げたカマキリ絵美子と爪を振りかざしたゲジゲジ理璃子が俺に近づいてきた。
「キリキリキリィィィッ! これから人間を切り刻めるのねぇ。なんて楽しみなのかしら。キリキリキリィィィッ!」
「ゲジゲジゲジィィィッ! アタシの爪も鋭いわよぉ。ああ、ぞくぞくするわぁ。ゲジゲジゲジィィィッ!」
「や、やめろ、二人ともやめてくれー!」
俺はそう叫んだが、二人のカマと爪が俺の躰に食い込んでくる。
それが俺の見た最後の光景だった。

                        ******

朝の清々しい空気の中、玄関のドアがガチャリと開く。
少し太り気味の男性がスーツ姿で現れ、その背後から美しい女性が見送りに顔を出す。
女性は太った男の妻らしく、出掛けの男に行ってらっしゃいのキスをする。
真っ赤な口紅とアイシャドウをした女性は、男にしなだれかかるようにして熱いキスを交わすと、うっとりとした表情でこう言った。
「うふふふ・・・表札を換えておかないとね。ここはもう樺崎の家ではなく盛沢の家になるのだから。今日からここはアタシたちデスエロンの前線基地よ」
「クククク・・・樺崎部長は急死した。お前は未亡人として葬儀を行い、俺と再婚するってわけだな」
「ええ、そうよ。アタシはもう盛沢絵美子。アナタを愛する妻」
「クククク・・・可愛いやつ。それじゃ行ってくるぜ」
「行ってらっしゃい。“アナタ”」
名残惜しそうに離れる二人。
そこに高校の制服を着た少女が顔を出す。
「アタシも行ってくるね。パパ、帰ってきたら今晩も・・・ね?」
アイシャドウを引いた目でウインクする少女。
「まあ、ゲジゲジバイオレットったら朝まで楽しんだのに、まだ足りないのかしら?」
「あら、そういうグリーンカマキリだって朝からオマンコ濡らしているくせに」
「あん、言わないの。だって、セックス大好きなんですもの。ゴキブリブラウンのおチンポ欲しいわぁ」
もじもじと腰をくねらせる妻。
「くくくく、帰ってきたらまた可愛がってやる。それよりも名前に気をつけろよ」
「あら、いけない。うふふふふ・・・」
「気をつけなくちゃね。ふふふふ・・・」
三人は意味ありげに顔を見合わせ、笑いあうのだった。

END

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いかがでしたか?
ホント、素敵な作品でしたね。

舞方様、どうもありがとうございました!

それではまた。  

Posted by sayaka_saotome at 23:00Comments(6)TrackBack(0)

アイドルコラージュ異聞編パロ(1)

やっとの思いでアイコラ異聞編の03を完成させましたが、なんと!
あの舞方雅人様から、沙弥香の脳内妄想ブログ開設5周年記念のお祝いにと、ものすごく素敵なSSを頂きました!\(^o^)/

氏にお伺いしましたところ、こちらで発表しても良いと快諾を得ましたので、今宵、一気に公開いたします。
(でも、文字数制限にひっかかりましたので、2回に分けます。)

このSSを書かれた詳しい経緯などは、舞方様のブログ(http://masatomaikata.blog55.fc2.com/)で、明日、ご説明されるとのことです。

というわけで、図らずもこの素晴らしい作品が記念SSとなりましたww
(なんという他力本願・・・ww)

それでは、まずは(1)として前半部分を公開いたします。
始まり始まり〜ww

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「ふう・・・やれやれ、今日も一日終わったな」
自宅の明かりを見るとホッとする。
このところの残業で今日も帰りは九時過ぎだ。
納期を遅らせるわけには行かないのに、手が遅い連中が多すぎる。
今日も部下の盛沢(もりさわ)を怒鳴りつけてやった。
盛沢も能力が無いわけではないのだが、どうもそのメタボな体形から動作がスローモーに見えてしまう。
それに自分自身が太っているからか、盛沢を見ているとなんだか自分の無様さを見せ付けられているようで気分が悪いのだ。
だからついつい怒鳴りつけてしまうことが多い。
そうするとデブが首をすくめて恐縮するものだから、ますます無様に見えてくる。
こっちの嗜虐心にも火がつくから、ますます怒鳴ってしまうのだ。
まあ、あいつを怒鳴ることで開発部全体が引き締まるのだから、奴も役に立っているのだろう。
明日も奴には役立ってもらおうかな・・・

そういえば・・・
開発一課の市原君、最近ずいぶんと色っぽくなったなぁ・・・
以前から美しい女だったが、最近はなんと言うかぬめるような色気のようなものを感じる。
眼差しも色っぽく、あの目を見るだけで思わず勃ってしまいそうだ。
今日も報告書にかこつけて呼び出したが、俺の前に立っている彼女は実にいやらしい感じだった。
彼氏でもできたのかもしれないな・・・
瀬澤君といい市原君といい、開発部にはなかなかいい女が揃っている。
機会があればあいつらと一回ぐらいやりたいものだ・・・
おっと、いかんいかん。
もう玄関先じゃないか。
にやけていたら絵美子に何言われるかわからんぞ。
用心用心。

門を通り玄関先に立つ。
小さいながらも土地付きの自宅だ。
庭だってちゃんとあり、妻の絵美子が花壇を作ってくれている。
50前で開発部長という地位を手にいれ、こうして自宅も持っているのだ。
そう悪くないだろう。
俺は玄関脇の表札に「樺崎」と自分の苗字があるのが誇らしかった。

呼び鈴を押してしばし待つ。
すぐに玄関の明かりがついてドアが開く。
「お帰りなさい、あなた。遅かったのね」
妻の絵美子が笑顔で出迎えてくれる。
結婚したときからこの笑顔は変わらない。
いや、多少は目じりに小じわなどもできたが、それもまた絵美子の魅力を損なってはいない。
実際こいつを射止めたときには同僚からうらやましがられたものだ。
この笑顔が俺だけに向けられる。
これを優越感と感じない男はいないだろう。
「ただいま」
俺はそう言って家に足を入れた。

「ぐはっ!」
突然俺は背後から突き飛ばされた。
妻の絵美子に抱きつくようになって玄関に転げ込んだ俺は、一瞬何が起こったのかわからない。
「あ・・・ああ・・・」
俺に抱きつかれて尻餅をつくような形になった絵美子は、なんだか恐怖の表情を浮かべて外のほうを見つめている。
いったい何があったんだ?
俺は両手で躰を支えつつ後ろを振り向いた。

「!」
俺は言葉を失った。
俺を突き飛ばして玄関に入ってきたのは、直立した巨大な茶色いゴキブリだったのだ。
「グゲゲゲ、おとなしくしろお前ら」
額からのびる長い触角をふるふると震わせて、巨大なゴキブリが言葉をしゃべる。
「な、何なの・・・ば、化け物?」
目の前に立つ巨大なゴキブリに言葉が出ない絵美子。
無理もない。
俺もすっかりあまりのことに声がでなかったのだ。

「グゲゲゲ、黙れ。ぶち殺すぞ」
黒々とした単眼をギロリと向けられ、絵美子は思わず口を閉じる。
俺はというと、情けないことに先ほどから声がでない。
そこにいたのはまさしく直立したゴキブリだった。
茶色と黒の入り混じったような外骨格に覆われ、頭部には長い触角と黒い単眼が光っている。
腹部は蛇腹のような節になっており、背中には固い翅が付いているようだ。
驚くべきは、わき腹からゴキブリの脚が生えているものの、全体のフォルムは人間っぽく、肩から伸びる腕も股間から伸びる脚もまさに人間の形をしているということだ。
いわばゴキブリと人間の融合したものというのが目の前に立っているものの姿だった。
そしてそのゴキブリは片手にノートパソコンを持っている。
それがまた奇妙な感じだった。

「グゲゲ、行け。中に入るんだ」
ゴキブリがあごをしゃくる。
俺はすっかりこの奇妙な化け物に度肝を抜かれてしまい、おとなしくいうことを聞くしかないと思った。
絵美子もそうだったらしく、無言で立ち上がるとあとずさるようにリビングに向かう。
「お前はいったい何者だ? いったいうちに何の用なんだ?」
俺はリビングに向かおうとしつつも、玄関に立つゴキブリに向かってそう言った。
「グゲゲ、今にわかる」
ゴキブリは俺の背中を押すようにして俺のあとについてくる。
俺はどうしようもなく黙ってリビングに入るのだった。

「グゲゲゲ、座れ!」
あごをしゃくって俺たちにソファに座るようにいうゴキブリ。
その威圧感に俺は絵美子の肩を抱きながらソファに座るしかなかった。
不気味な巨大ゴキブリに肩を震わせている絵美子。
かわいそうに。
それにしてもこいつは何者だ?
まさか何かのいたずら企画じゃないだろうな。
もしそうなら度を越えている。
訴えてやるぞ。

「お帰りなさい、お父さん」
なんてこった・・・
俺は思わず天を仰ぐ。
自室でおとなしくしていてほしいと願った娘が来てしまったのだ。
「理璃子(りりこ)、来るんじゃない!」
「来ちゃだめ!」
俺と絵美子がほぼ同時に声を上げる。
だが、遅かった。
ノートパソコンをテーブルに置いたあのゴキブリ野郎が、巨体に似合わず敏捷な動きで、リビングに入ってきた理璃子を捕らえてしまったのだ。
「きゃあー!」
右手をいきなり後ろ手にねじ上げられ、理璃子が悲鳴を上げてしまう。
「グゲゲゲ、もう一人いたか。おとなしくしろ!」
「ひいっ」
巨大なゴキブリが間近で腕を締め上げているのだ。
理璃子は真っ青になってうなずいた。
「やめろ! 娘には手を出すな!」
「お願いです! その娘には手を出さないで」
俺は必死に声を上げる。
くそっ、どうしてこんなときに躰がすくむんだ・・・

「グゲゲゲ、安心しろ、おとなしくしていれば何もしない。俺様が用があるのは樺崎部長、お前だけだ」
そう言ってゴキブリ野郎は理璃子を俺たちのほうに放ってよこす。
俺はよろめいて倒れこむ理璃子をそっと抱きとめた。
「樺崎部長だって? お前、俺の会社の人間なのか?」
俺は理璃子を絵美子に預け、ゴキブリ野郎に眼をやった。
こいつはいったい何者だ?
見れば見るほど本物のゴキブリが人間と一体化したような姿だが、これは着ぐるみか何かだとでも言うのだろうか・・・

「グゲゲゲ、いまの俺様の姿を見てわからんのも無理はないが、以前の俺様は盛沢秀司という男だったのさ」
「盛沢? お前あの盛沢だというのか?」
俺は驚いた。
あのデブがこのゴキブリだと?
「グゲゲゲ、ああ、そうだ。もっとも、今の俺様はデスエロンの魔怪人ゴキブリブラウン様だがな。グゲゲゲゲ」
奇妙な笑い声を上げるゴキブリ。
だが、こいつが盛沢だとわかってしまえば怖くない。
あのヘタレが何をとち狂ったのかは知らないが、これでも若いころは柔道を少しかじった身だ、少し懲らしめてやる。
「グゲゲゲ、おい、樺崎。いつもいつも俺様をずいぶんとコケにしてくれたじゃないか。だが、それも今日で終わりだ。見ろ、俺様のこのすばらしい躰を。俺様はブラッディヒルのおかげでこうして生まれ変わったのさ」
ゴキブリ盛沢は自分の躰を誇らしげに見せ付けてくる。
正直吐き気しか思わない。
先ほどまでの恐怖感が嘘のようだ。
正体がわからなかったから恐怖を感じていたということなんだろう。
「ふん、お前にふさわしい躰になったというわけか。このゴキブリ野郎め」
「グゲゲゲ、俺様の正体がわかったことで、少しは元気を取り戻したか?」
ゴキブリ盛沢が笑っている。
だが、笑っていられるのも今のうちだ。
とっとと追い出してやるぞ。
俺は立ち上がった。

「おい、盛沢。そろそろいいかげんにしろ。ゴキブリ男だかなんだか知らないが、俺は仕事を終えて帰ってきて疲れているんだ。お前のくだらない趣味に付き合うつもりはないんだ」
俺は威圧のつもりで奴の胸をつんと小突く。
腰抜けの盛沢は、いつもこれだけで腰砕けになってしまうのだ。
だが、俺の腕はがっしりと掴まれてしまった。

な、何だこれは?
俺は背筋が寒くなるをの感じた。
俺の腕を掴んだ奴の手は、つややかに光ってひんやりと冷たく、まさに外骨格そのものだ。
これが着ぐるみの手だというのか?
それに何よりこの力の強さは何だ?

「うぼっ!」
いきなり強烈な衝撃を腹部に感じ、思わず声を上げてしまう。
その衝撃が腹を殴られたからだと気が付いて、俺は力が抜けてしまった。
触角を震わせ、ギョロギョロした単眼で俺を見ている巨大ゴキブリ。
つややかな茶色の外骨格が光っている。
こいつは本物だ。
こいつは本当の化け物なのだ。

「ぐはっ!」
ひざが俺の腹を打ち、頬にはきれいにパンチを食らう。
俺はたまらず床に吹っ飛んだ。
「あ、あなた!」
「お父さん!」
倒れこんだ俺を絵美子がかばうように抱きかかえてくれる。
「お、お願いです、やめてください。この人が何かしたのなら謝ります。ですからもうやめて・・・」
絵美子が必死に頼み込んでいる。
悔しいが、一撃を食らったことで俺はまったく立ち上がる気力もない。
あるのは目の前のゴキブリに対する恐怖だけだった。

「グゲゲゲ、見たか、樺崎? いい奥さんじゃないか。お前を必死にかばっているぜ。お前にはもったいないな。グゲゲゲゲ」
「う・・・うう・・・」
張り飛ばされたせいか、思うようにしゃべれない。
「グゲゲゲ、お前、俺様が怖くないのか?」
「こ、怖いです・・・でも・・・」
絵美子の躰が震えている。
怖くないはずがないのだ。
「愛する旦那のため・・・ってか?」
絵美子がこくんとうなずくのを見て、俺は胸が熱くなった。
絵美子、ありがとう。

「グゲゲゲゲ、いい女だ。気に入ったぜ」
ゴキブリが笑い声を上げ、テーブルに置いたノートパソコンを開きにいく。
何をするつもりだ?
いったい俺たちをどうするつもりなんだ?

「グゲゲゲ、コラージュソフトを持ってきてよかったぜ」
ゴキブリ盛沢は器用な手つきでノートパソコンを立ち上げる。
その間、絵美子は濡れタオルを取ってきて俺の頬を冷やしてくれた。
強烈なパンチで顎がガタガタだ。
俺は目の片隅で理璃子を見た。
どうやら携帯でどこかに連絡を取ろうとしているらしい。
警察を呼んでくれるといいのだが・・・
ゴキブリ盛沢はどうやらノートパソコンに夢中で気が付いてない。
頼むぞ理璃子・・・

「グゲゲゲ、そこの娘、おかしなことはするな。死にたいのか?」
「ひっ?」
理璃子があわてて携帯をしまう。
くそっ、気が付いていないと思ったのに・・・

「グゲゲゲ、ほう、どうやら適性があるじゃないか。これはいい。グゲゲゲゲ」
ノートパソコンの画面を見て笑っているゴキブリ盛沢。
くそっ、何とかしなくては・・・
だが、躰がすくんでいうことを聞いてくれない。
なんと情けないことだ・・・

「グゲゲゲ、そうだなぁ・・・何がいいかなぁ。愛する亭主を切り刻ませるというのもいいかもなぁ。グゲゲゲゲ」
カチカチとキーボードを叩く音が響く。
理璃子も絵美子もただ無言でおびえているだけ。
悔しいが俺ではこいつに歯が立たない。
おとなしくしているしかない・・・

「グゲゲゲ、おっとこいつがよさそうだ。カマキリか・・・ほう、これはなかなか・・・・」
ぶつぶついいながらキーボードを叩いているゴキブリ盛沢。
だが、ときどき単眼を俺たちに向け、おかしな行動をしていないか監視している。
くそっ、どうしたらいいんだ・・・

「グゲゲゲ、ふむ、備考欄か、そうだなぁ・・・性格は残忍に、だが、俺様には親愛の気持ちを持っていることにしようか・・・グゲゲゲゲ」
ゴキブリ盛沢はそう言うと、キーボードを打つ手を止めた。
そしておもむろに俺を見る。
「グゲゲゲ、今からおもしろいものを見せてやる。お前の奥さんがどうなるのか見ているのだな」
「なにっ? 絵美子に何をする気だ! やめろ!」
「うるさい! そこでおとなしくしていろ!」
カチッと音がしてノートパソコンのキーが打ち込まれる。
いったい何をする気なんだ?

「ああ・・・あああ・・・」
突然絵美子が声を上げる。
「絵美子、どうした?」
俺はすぐに絵美子に向き直る。
「ああ・・・ああ・・・」
躰を震わせ、両手で躰を抱きしめている絵美子。
まるで風邪をひいて悪寒に襲われているかのようだ。
「絵美子」
「お母さん」
「ああ・・・あなた、助けて・・・躰が変なの。火照ってくるの。ああ・・・熱い・・・熱いわぁ・・・」
頬を赤らめ、熱に浮かされたようになる絵美子。
いったいどうしたというのだ?
妻に何がおきているのだ?

「盛沢、お前のせいなのか? やめろ・・・やめてくれ。頼む」
俺はもうプライドも何もなく頭を下げる。
俺はどうなってもいい。
妻と娘には手を出さないでくれ・・・
「グゲゲゲ、もう遅い。よく見ていろ」
あごをしゃくって妻のほうを指し示すゴキブリ盛沢。
俺が振り返ると、なんと絵美子が服を脱ぎ始めているところだった。

(2)へつづく  
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アイドルコラージュ2異聞編03 〜その6〜 最終回

「あ、あああ・・・いや・・・
 な、なに?・・・何かがカラダの中から・・・きゃぁッ!」
バリバリと音を立てて理璃子の衣服を突き破り、その両脇腹から無数の節くれだった足がニョキニョキと生えてくる。
見るからに節足動物の体の一部といった趣の禍々しい造形の肢だった。
理璃子自身の両手、両脚にも変化が訪れる。
ピキピキという硬質の音とともに、理璃子の皮膚は弾力を失ってゆき、ツヤツヤの外骨格に覆われる。
ひじなどの関節部分は大げさに盛り上がり、こちらも節足動物のそれのような禍々しさを備え始める。
太腿の部分は女らしい艶(なまめ)かしさを残したまま膝の部分が盛り上がり、短い角のような突起が完成する。
新たに生えた節足は13対、そして、理璃子の両手両脚、合わせて15対 ―
それはあの節足動物の肢の数と同じである。
そう、ゲジゲジ ―
理璃子はゲジゲジの女魔怪人に改造されているのだった。
「ひッ・・・ひぃぃぃぃッ・・・」
わが身の変貌に錯乱し、すっかり節足動物のそれと化した両手で、頭を抱える理璃子。
しかし、理璃子の意思とは無関係に、逞しい外骨格に覆われた両足はしっかりと床を踏み据えている。
さらに、新たに生えた13対の節足は、自らの衣服をビリビリと剥ぎ取ってゆくのだ。
レイプのような悲痛な音を立てながら、理璃子の素肌が魔怪人たちに晒されてゆく。
「や、やめてぇ!ひぃぃ!なんなの?これ?い、い、いったい・・・!?」
露出された理璃子の魅惑的な括れを持ったボディライン、美しい腹部、それらにもグロテスクな変化が訪れる。
理璃子のしっとりとした肌ツヤは瞬く間に失われ、代わりにツヤツヤとした外骨格のような皮膚質に変化してゆく。
それは次第に蛇腹のように層をなしてゆき、理璃子の美しいプロポーションを保ったまま、奇怪な皮膚質が理璃子の全身を覆ってゆく。
すでに背中にもビッシリと蛇腹が形成され、クイっとせり上がった扇情的なヒップに沿って2本の卵管がニョっきりと突き出している。
「ああ・・・あああ・・・アタシ・・・の、カラ・・・ダ・・・」
理璃子は次第に虚ろな目つきになってゆく。
すでに叫び声をあげることもなく、そこまで言うのが精一杯だ。
直後に理璃子の顔にも変化が訪れた。
恐怖と絶望に苛まれたそれまでの表情は、全身が蛇腹状の皮膚質に覆われるころにはすっかりと消えうせていた。
そして、おもむろに大きく目を見開くと、グリグリという音を立てながら眼球を動かし始めたのだ。
理璃子の眼球の動きは次第にスピードを増し、さらにドクンドクンと膨張してゆく・・・・

・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・ビョコッ!!

この世のものとは思えない奇怪な音とともに、理璃子の眼球が眼孔から飛び出す。
そしてそのままベッチャリと理璃子の顔の上半分を覆ってゆく。
張り付いた眼球は直ちにツヤツヤの硬質の触感に変質し、表面を細かい凹凸で覆われた巨大な複眼と化す。
理璃子の半開きの口元からは鋭い牙が伸び始め、その隙間からは、すでに先の割れた真っ赤な舌がチロチロと蠢いているのが見える。
額からは2本の長い触角が天井に向かって生え、フルフルと空気を震わせていた。
最後にはその全身が美しい紫色に染まりあがる・・・
「おとなしくなったな。ククク・・・どうやら完成したようだ。
 理璃子・・・いや、違うな、フフフ・・オマエは何者だ?
 言ってみるがいい、我が娘よ・・・グゲゲゲゲッ!」
ゴキブリブラウンは、目の前の、おぞましくも美しい女体曲線を持つ奇妙な造形に、舌なめずりをしつつ近づきながら問いかける。
この素晴らしいコラージュを作り上げたオレンジスズメバチのセンスの良さにもすっかり感心している様子だ。
すでに理璃子は、体の震えもおさまり、ピクリともせずにその場に直立している。
そして、リビングを埋めつくす3体の魔怪人を前に怯える様子もなく、ゴキブリブラウンの問いかけに、理璃子は高らかに言うのだった。
「ゲジゲジゲジィィィッ!!!アタシはデスエロンの女魔怪人ゲジゲジバイオレット!クフフッ!!
 お父様!すごいワッ!最高の気分よッ!ゲジゲジゲジィィィッ!!」
歓喜の嬌声とともに誇らしげに名乗りを上げる。
コラージュは完璧に成功し、理璃子は今や身も心もすっかり変貌していたのだった。
「ビビビビビィィ!どうやら気に入ってもらえたようね、理璃子ちゃん・・・いえ、ゲジゲジバイオレット!」
パタンとノートパソコンのモニターを閉じるオレンジスズメバチ。
女魔怪人を生み出す楽しさを初めて味わい、すっかり満足している様子だ。
「ウフフフ、素晴らしい出来だわ・・・ねぇ?アナタ?
 あらあら、この娘ったら、もうアソコがグッショリじゃない?
 いつからそんなはしたない娘になったのかしら?」
変態と同時に極度に発情している娘の股間の溢液を見逃さないグリーンカマキリだった。
「ゲジゲジゲジィィィッ!!イジワルね、お母様ったら・・・ウフフフフッ!
 お父様のコレ、もちろん理璃子にも味わわせてくださるんでしょう?」
いつの間にか理璃子、いやゲジゲジバイオレットは自分の実の父親であるゴキブリブラウンに寄り添い、彼の逞しい股間の隆起物に手を添えている。
「グゲゲゲゲッ!当然だ!ゲジゲジバイオレット!
 我ら魔怪人には親子のタブーなど存在しない!
 グリーンカマキリよ!今夜は3人で酒池肉林だ!グゲゲゲゲッ!」
そこまで言うと、これまで以上に股間のイチモツを硬くギンギンに勃起させるゴキブリブラウン。
ゲジゲジバイオレットの手の中でムクムクとさらに一回り、ゴキブリブラウンの肉棒が成長する。
「ウフフフ、嬉しいわ、ゲジゲジバイオレットの誕生祝いってとこね・・・
 いっしょに楽しみましょう・・・キリキリキリィッ!!!」
すでにグリーンカマキリの秘唇もヌメヌメになっており、股間を中心に魅惑的な淫猥ローションがジットリと、その美しい緑の肢体に染み広がっている。
「嬉しいわ!今夜はメチャクチャに乱れるわよッ!ゲジゲジゲジィィィッ!!!」
ゴキブリブラウンの黒極棒をしごきながら涎を垂らして喜ぶゲジゲジバイオレットだ。
「ちょっとゴキブリブラウン、何よ3人って、なんか今日はやたらアタシに冷たいじゃない?」
オレンジスズメバチが不満たっぷりに問いかける。
ゴキブリブラウンは、これから始まる愛妻と愛娘との3Pに気もそぞろで、オレンジスズメバチの存在をすっかり忘れていたのだ。
「グゲゲゲゲッ!これはまずいッ!
 またしても忘れていたぞ、オレンジスズメバチ!
 悪気はないんだ、許してくれ!グゲゲゲゲッ!
 我が娘とヤレると思うともうたまらなくてな!グゲゲゲゲッ!」
巨体を揺すり、それでいてゴキブリのようにセカセカした動きでオレンジスズメバチに頭を下げるゴキブリブラウン。
「フンだ、先走りし過ぎなのよ、ゴキブリブラウンったら。
 だいたい理璃子ちゃんを素敵に変態させたのはアタシなんだからねッ」
オレンジスズメバチはご機嫌ナナメのままだ。
「先走り!?グゲゲゲゲッ!なるほど!先走りか!
 そうそう、それだよ!オレンジスズメバチ!
 ついつい先走りしてしまってなぁ!
 ホレ、見てくれ!この先走り汁を!グゲゲゲゲッ!」
「あんッ!キャッ!」
いつの間にかゴキブリブラウンの股間に跪いていたゲジゲジバイオレットが、可愛くも驚いたような声を上げた。
まるで射精のような勢いの先走り汁が、ゴキブリブラウンの肉棒から噴出し、ゲジゲジバイオレットの顔面に命中したのだ。
猥らな催淫剤のような香りの液体が、ゲジゲジバイオレットの顔面をびしょびしょにぬらしてゆく。
「プフフッ!すごいわ!お父様ったら!
 先走りでコレですものね!
 早く本物のザーメンをアタシのおマ○コにたっぷりと頂きたいわ!ゲジゲジゲジィッ!!」
狂喜の鳴き声を発しながら、ゲジゲジバイオレットは少しの躊躇もなくゴキブリブラウンの巨根にむしゃぶりつく。
「んぐ・・・むぐぅ・・・フフフ、おいしいわぁ・・・」
先走り汁でビショビショになった顔面を淫らに歪めながら、巧みにゴキブリブラウンの巨根をねぶるゲジゲジバイオレット。
グリーンカマキリもたまらず、ゲジゲジバイオレットの後ろから我が娘にしがみつき、その巨乳を揉みしだきにかかる。
すでにオレンジスズメバチの「抗議」などどうでもよくなったゴキブリブラウンは、そのままゲジゲジバイオレットの頭を両手で押さえ込み、イマラチオをさせるような勢いでグリグリと、みずからの巨棒をゲジゲジバイオレットの喉奥へと押し込んでゆく。
ゲジゲジバイオレットはそんな暴挙などものともせず、ゲジゲジらしく首の蛇腹部分をたっぷりと延ばし、ほとんど食道の半分ほどまでビッシリと、ゴキブリブラウンの一物を飲み込み、それでもまだ余裕たっぷりの表情なのだ。
そして今度はゲジゲジバイオレットが責め立てる番だ。
食道部分を激しく蠕動運動させ、ゴキブリブラウンの肉棒に極絶な刺激を捩じりこみ、狂ったように歓喜の身もだえで全身の節足をザワめかせるのだ。
これではゴキブリブラウンもたまらない。
どんな名器の陰唇奥でも敵わないような悦感をもたらす究極のフェラチオである。
「ウッ・・・ウォォォォッ!たまらんぞッ!
 さすが我が娘、ゲジゲジバイオレットだッ!グゲゲゲゲッ!」

ズミュッ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
ドピュルルルルルルルル!!!

ものすごい量のザーメンがゲジゲジバイオレットの喉奥から胃袋へと直射される。
ゲジゲジバイオレットはそれでも喉奥の蠕動をやめない。
ゴキブリブラウンの肉棒がスカスカになるまで、その精を搾り取るかのような勢いだ。
あまりの快感に全身を痙攣させているゴキブリブラウンを、呆れたような視線で見やるオレンジスズメバチは、
「ふん、いいわよ、第2ラウンドはアタシも楽しませてもらうからね。
とりあえずアタシは・・・フフフ、グリーンカマキリっと・・・」
と、我が娘の巨乳の感触をゆっくりと楽しんでいたグリーンカマキリの後ろからしがみつく。
そして、魅惑的に大きく突き出たグリーンカマキリの臀部から腹部にかけての豊かな膨らみを、4本の腕でまさぐり、敏感な亀裂を探り当てる。
そこへ自らの臀部からニュルニュルと伸ばした触手卵管を挿入するのだ。
「ああッ!オレンジスズメバチったらッ!・・・
 それ、反則よッ!・・・ダ、ダメッ!ああんッ!」
あまりの快感に思わず我が娘の乳房から両手を離してしまい、たまらず自分の股間へと手を充てるグリーンカマキリ。
「ウフフ、とりあえずゴキブリブラウンの黒棒はお誕生祝いってことでゲジゲジバイオレットに譲ってあげるわ。
 アタシタチはこれで・・・ね?グリーンカマキリ?」
グニグニと、触手卵管をグリーンカマキリの最奥へと押し込みながら、あとからあとから溢れ出る甘蜜を吸い取り、自分にもグリーンカマキリのボディにもそれを塗りたくりながら、熱い吐息とともにグリーンカマキリを誘うオレンジスズメバチ。
「はぁぁん・・・そうねぇ・・・
 オレンジスズメバチの秘技でこうも責められちゃアタシもたまらないわぁ・・・
 ええ、いいわ、オレンジスズメバチ。
 こっちはこっちで楽しみましょう・・・フフフ・・・キリキリキリィィッ!!」
こうして、娘の理璃子もデスエロンの女魔怪人ゲジゲジバイオレットと化し、一家3人、いや、オレンジスズメバチも加えた4匹で、いつ果てるとも知れぬ狂宴が繰り広げられるのだった。
その後、ゴキブリブラウンはその地域におけるデスエロンの「細菌培養散布計画」を着実に進行させ、その街中にある種の特殊な細菌を、人知れず蔓延させることに成功したのであった。
その「ある種の特殊な細菌」とは・・・

完(アイドルコラージュ異聞編4に続く)  
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2010年09月17日

アイドルコラージュ2異聞編03 〜その5〜

「い・・・いやぁぁぁぁぁッ!!!お、お父さんッ??
 な、なんなのッ・・・?ご・・・ゴキブリッ・・・!!??
 お父さんがゴキブリのバケモノにッ!?」
腰が抜けたようにガクガクと膝頭を震わせ、その場にへたり込んで後ずさりを始める理璃子。
「グゲゲゲゲッ!この灼熱の肉棒でオマエの肉壷をかきまわし、気も狂わんほどの快楽をご馳走してやるわッ!
 ほぉれ!理璃子!こっちへ来るがいいぃぃ!グゲゲゲゲッ!」
右手で股間の凶器を握り締め、左手で理璃子の腕を掴み自前へ引き寄せる。
肉棒を激しく扱き、我が娘の眼前へと突きつけるゴキブリブラウンに、美しい顔を恐怖で引きつらせる理璃子だ。
「いやぁぁぁぁ!!!やめてぇッ!!だ、だれかッ!たすけてッ!!」
理璃子はゴキブリブラウンと化した樺崎の腕を振り払い、廊下へ駆け出す。
そして、絵美子のいるリビングへと階段を駆け下りた。
「あッ、お母さんッ!助けてぇッ!」
リビングのドアを開け、中に入るなり、絵美子の姿を見つけた理璃子は大声でそう叫んだ。
「理璃子?、どうしたの?お父さんがどうかしたの?」
理璃子の慌てように、絵美子も驚いて思わず声高になった。
「お、お父さんがッ!・・・ば、バケモノにッ!!
 ゴキブリのバケモノになっちゃったのよ!」
リビングのドアをバタンと閉め、そこへ背中を押し付けて息を切らす理璃子。
そんな理璃子の様子に、絵美子はしばし事の次第が飲み込めていない風情だった。
「なんですって?お父さんがゴキブリのバケモノにですって・・・?」
あっけにとられて聞き返す絵美子。
しかし、理璃子は至って真剣だ。
「こ、こわいッ!お母さん、逃げなくっちゃ!
 すぐに2階からあのバケモノが降りてくるわッ!」
呆れたような面持ちで理璃子を見やる絵美子を、理璃子は激しく促すように絵美子の腕をとる。
そして、階段のある廊下とは反対側のリビングの窓を開け、据え置きのサンダルに足をかけようとする。
が、しかし ―

・・・グイィッ・・・!!!

・・・え?・・・
「キャァッ!!!」
ふいに理璃子はものすごい力によって絵美子のほうへ引き寄せられたのだった。
絵美子は、理璃子の腕に自分を任せようとはせず、そればかりか、外へ逃げようとする理璃子の腕を逆に掴みなおし、わが身のほうへと引き寄せたのだ。
信じられない強さの力で強引に絵美子のほうへと引き戻された理璃子は、なすすべもなく絵美子の懐へ抱きかかえられる格好になる。
「お母さん・・・なにを?・・・」
「大丈夫よ、理璃子、ほら、落ち着きなさい。
 おとうさんはバケモノになんかなったわけじゃないわ」
理璃子をやさしく抱き寄せる絵美子の口から、意外な言葉が紡ぎ出された。
「ど・・・どういうこと?バケモノじゃない・・・って?」
理璃子は絵美子の言葉が信じられない。
(あのゴキブリがバケモノじゃないって・・・?
 お母さんは何を言っているの?
 きっとあたしの言っていること信じていないんだわ・・・。
 すぐにあのバケモノがここに来るに違いないのに!
 あれを見れば信じるんでしょうけど、それじゃ遅いのよ、逃げ遅れるわ!)
そう思った理璃子は再び絵美子の手を掴み立ち上がろうとする。
「お母さんッ!!早くッ!・・・早く逃げるのよッ!逃げましょうッ!」
(細かい説明は後だわ、とにかく逃げなくっちゃ!)
そう思い、絵美子の腕の中から体を起こそうとする理璃子だったが、絵美子はもの凄い力で理璃子を抱きしめたまま、微動だにしない。
そして、相変わらずうっすらと笑みすら浮かべ、涼しげな表情を理璃子に向けている。
(な、なんなの・・・この力・・・?
 お母さんったら、こんなに力、強かったかしら?)
理璃子は絵美子の様子に次第に不安が募ってくる。
お母さんの様子もなんだか変だ・・・
「ええ、化け物なんかじゃないの。
 アタシタチの仲間なんだから!ふふふふふッ!」
絵美子は声を上げて笑みをこぼす。
その途端、絵美子の貌にはそれまでの涼しげな表情は消え失せ、下卑た薄ら笑いを湛えた猥らな眼差しと妖艶な口元がいちどきに浮かび上がってきた。
「お、お母さん、何を言ってるの・・・?
 ・・・ひぃッ!?」
理璃子の眼前で見る見る変貌する絵美子の顔。
目は眼孔から飛び出し、顔の上半分につぶれて貼り付いて大きな複眼に再形成され、顔の輪郭はガクガクと激しい痙攣とともに逆三角形の残忍肉食昆虫の造形へと変貌してゆく。
口は大きく縦に裂け、左右に禍々しく開閉する大顎と化した。
いや、顔だけではない。
いつのまにか理璃子を抱きすくめている絵美子の両腕は、凶暴な光を放つ緑色の鋭い大鎌へと変貌している。
理璃子のふくよかな胸にその大鎌はがっしりと食い込み、衣服の上からブラジャーもろとも形の良い乳房を大きく変形させてしまっている。
「キャァァァァッ!!!お、お母さんッ!・・・
 お母さんまで・・・バ、バケモノにッ!!」
恐怖が頂点に達し、あらん限りの悲鳴を上げる理璃子。
「キリキリキリィィィッ!!!失礼ねッ!
 言ったでしょ!?アタシタチはバケモノなんかじゃないわ!
 お父さんはゴキブリ型の魔怪人、そしてこのアタシはカマキリ!
 二人ともデスエロンの魔怪人なのよッ!キリキリキリィィッ!!」
眼前で大顎をバクバクと動かし、涎を垂らしながら我が娘を睨み付ける絵美子、いや、グリーンカマキリだ。
あまりの恐怖で声も出せない理璃子。
グリーンカマキリの大鎌に押さえつけられたまま、身動きすらできない状態だ。
「キリキリキリィッ!!おやおや、そんなに怖がる必要はないのよ、理璃子・・・
 フフフ、安心おし!オマエもステキな女魔怪人にしてあげるからねぇッ!!キリキリキリィッ!!」
(な、何言っているの?あ、あたしも?まかいじん?)
理璃子には何がなんだかわからない。
「グゲゲゲゲッ!その通りだ理璃子、安心するがいい。
 コラージュソフトの解析ではオマエは適性アリと出ている。
 オマエも我らがデスエロンの仲間となる素質アリだ。
 それに何より、オマエは我々のカワイイ娘だからなぁ。
 このオレ様がオマエを飛び切りおぞましく素敵な女魔怪人にしてやるぞ。
 嬉しいか!?グゲゲゲゲッ!!」
いつのまにかリビングに入ってきたゴキブリブラウン。
グリーンカマキリの話について行けずに混乱している理璃子に、ゴキブリブラウンがたたみかけた。
その手の中にはノートパソコンがコラージュソフトを立ち上げ、すでにデータの入力を今か今かと待ち受けている状態だった。
「あ・・・あああ・・・」
(ゴキブリのバケモノまで・・・も、もう助からないわ・・・)
理璃子は恐怖のあまり、うめき声をあげるのがやっとだ。
そんな理璃子の様子をどこか涼しげに眺めながら、カタカタっとPCを操作するゴキブリブラウン。
「ちょっと待ってよ、ゴキブリブラウン。
 それ、アタシにやらしてくれるって言ってたじゃない?」
ゴキブリブラウンの背後から声がする。
「ひぃぃ・・・」
理璃子が、その声の主にさらに恐怖を増加させる。
そこには全身オレンジ地と黒のストライプが入った美しい毛に覆われ、4枚の羽をうっすらと広げた、異型の存在が立っていたのだった。
「グゲゲゲゲッ!オレンジスズメバチか?!ワルイワルイ!
 我が娘を改造できると思うとこの肉棒が言うことを聞かなくてなッ!
 早く理璃子をコラージュしろといって聞かないのだ!グゲゲゲゲ!」
わけの解らぬ下卑た言い訳をするゴキブリブラウン。
ゴキブリらしい変わり身の早さだ。
「フンだ、勝手なこと言っちゃって・・・
 ちゃんと約束は守ってもらうわよ、
 アタシだってこのソフト使うの、楽しみにしていたんだからね」
ツカツカとゴキブリブラウンのほうへ歩み寄るオレンジスズメバチ。
同心円上の黒い縞模様に彩られた巨乳が、ユッサユサと揺れる。
そのたびに蜂蜜の甘い香りが、魔怪人の巣窟と化したリビングの空気に溶け込んでゆく。
「グゲゲゲゲッ!わかったわかった!
 ほれ、やってみろ!オレンジスズメバチ!
 ただし頼んだぞ、理璃子は俺たち夫婦の可愛い娘だ!
 飛び切りおぞましい女魔怪人にコラージュしてくれよ?グゲゲゲゲッ!」
PCをオレンジスズメバチに手渡しながら理璃子にとって絶望的な言葉を放つゴキブリブラウン。
「ウフフ・・・もちろんよ、任せてちょうだい、ゴキブリブラウン。
 もう何とコラージュするのか、決めているんだから・・・
 なんたって、樺崎さんご夫婦のこんなにカワイイ娘さんですものねぇ?ビビビビィィィッ!!」
オレンジスズメバチは釣り上がった両複眼をさらに釣りあがらせ期待に胸を膨らませる。
そしてゴキブリブラウンから受け取ったノートパソコン上のキーをカタカタと操作し始める。
PCの画面には、すでに、理璃子の全身とおぞましい生物が並べられていた。
理璃子はこの生物との融合体としての女魔怪人に改造されるのだ。

・・・カタカタ・・・カタンッ・・・!

「ひゃ・・・・ひゃうぅっ・・・んッ!!!」
オレンジスズメバチがエンターキーを押下する音と同時に、それまでの恐怖によるうめき声とは明らかに違う異声を放った。
理璃子のコラージュが始まったのだ。
PCにインストールされているコラージュソフトはもちろん最新バージョン。
首の挿げ替えなどといった面倒なプロセスなしに、対象の人物を魔怪人にコラージュすることが可能になっている。
絵美子も奈津美も、この最新版であっという間に女魔怪人にコラージュされたのだ。
理璃子のボディにも直ちに変化が訪れた。
グリーンカマキリがその大鎌から理璃子を解放する。
硬直した理璃子の体は、くず折れることなしにその場に立ち竦んでいた―

つづく  
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2010年09月16日

アイドルコラージュ2異聞編03 〜その4〜

「あら、理璃子、どうしたの、こんな時間に?」

玄関口に絵美子が出てくる。

「あん、もう、お母さん、どうしたのじゃないわよ、いるんなら早くあけてよ。」

ふくれる理璃子。

「うふふ、ごめんなさい。ちょっととりこんでいてね・・・

 それより、理璃子、あなた学校は?」

絵美子は意味ありげに笑い、我が娘がこんな時間に帰宅したことをとりあえず訝しがってみせる。

「午後の授業が急に休講になったのよ。

 遊びに行こうとも思ったんだけど、課題がいっぱい出ちゃって・・・

これからウチでそれを片付けなくっちゃならないの」

パンプスの紐を解きながら理璃子は言う。

前かがみになっているため、絵美子からは見えないが、理璃子の顔にはあきらかにうんざりした表情が浮かんでいた。

「それは大変ね、お茶でもいれて上げるから、頑張りなさいな」

やさしく励ます絵美子。

「はーい、ありがとう、お母さん・・・・・・?」

絵美子の脇をすり抜けるように自室へ向かおうとした理璃子だが、玄関の違和感に立ち止まり、後ろを振り返った。

「あれ?・・・お父さん、いるの?」

玄関口に置かれていた男性用の黒靴を、理璃子は見逃さなかったのだ。

そこには樺崎の通勤用の革靴が、左右きちんと並べて置かれていた。

「そうなのよ、実はお父さんも会社へ行ったと思ったらすぐに帰ってきちゃってね。

なんだか調子が悪いんですって・・・

 それで熱を測ったら40度もあってびっくりなのよ。」

絵美子は理璃子に問われてそう答えた。

「ええ〜?それは大変じゃない?

 お父さん、ちょっと太りすぎなのよ。大丈夫かしら?」

会社でのイヤミ上司としての行状はともかく、家族にとって樺崎は大切な一家の大黒柱であり、理璃子にとっても尊敬すべき一人の父親なのだ。

「心配だわ・・・ちょっと様子を見てきてもいい?お母さん?」

理璃子が心配するのも無理はない。

「いいわよ、さっきお薬飲んで横になったところだから、眠っちゃっているかも知れないけれどね」

理璃子はバッグを絵美子に預け、2階の寝室へと、早足で階段を駆け上がった。

コッコッ・・・

(寝ちゃってるかしら ―?)

そう思いながらもドアを軽くノックする理璃子。

「・・・絵美子か?」

中から樺崎の声がする。

やはり体調が悪いのか、心なしかくぐもった、力のない声だ。

「あたしよ、理璃子・・・

 入ってもいい?お父さん?」

理璃子はドアノブに手を乗せて声の主に問いかける。

「ああ、理璃子か・・・いいよ、入ってきなさい」

その声に、理璃子はそのままノブを廻し、中へ入った。

「あれ?・・・なんだ、元気そうね?

 40度も熱があるって聞いたから、もっとウンウン呻っているのかと・・・」

樺崎は寝室のベッドの上で上体を起こし、文庫本のようなものを手にしていた。

その様子に、いささか拍子抜けの理璃子だった。

「ははは、40度の熱か・・・

 いや、それ以上あるかも知れない。

 それでさっきからウンウンとうなっているんだよ」

樺崎のその言葉と、理璃子の目に映る樺崎の様子が全然かみ合っていない。

「やだ、おとうさんったら・・・

 もしかして仮病なんじゃない?

 会社で何かイヤなことでもあったの?」

ホッとするような面持ちでベッドのほうへ近づく理璃子。

傍らのチェアボックスに腰をかけ、樺崎の下半身に掛かっている毛布の上から、膝を小突いた。

その振動で樺崎のメタボな腹がブルンと揺れる。

「おいおい、ひどい言われようだな・・・

 私が仮病なんか使うわけがないだろう?

 なんなら触ってみるか?すっごい熱なんだ」

その言葉に誘われ、右手をかざして樺崎の額に近づける理璃子。

「どれどれ?」

左手は自分の額に触れる。

・・・・え?・・・・

樺崎の額に自らの掌が触れた瞬間、理璃子は思わず心の中でそう呟いた。

(つ、つめたい・・・?)

熱があるどころか、まるで金属にでも触っているような、いや、少なくとも哺乳動物の体温よりも明らかに低い温度がもたらすひんやりとした感触が理璃子の右掌を襲ったのだ。

(な、なんなの・・・これ・・・お父さん・・・???)

額から手を離し、樺崎の表情に目を落とす理璃子。

目が合うと樺崎が先に口を開いた。

「そこじゃない。そんなところに熱が出るわけないだろう?

 ほれ、こっちだ、ここを触って・・・

 いや、握ってみて熱を確かめてみてくれないか?」

(え?・・・に、握って・・・って・・・?)

樺崎の言葉に虚を突かれた理璃子には、樺崎のその言葉が何を意味しているのか、理解するまでにしばし時間が必要だった。

「フフフフフ・・・」

脂ぎった貌に、突如として下卑た笑いを浮かべ始める樺崎。

その右手は毛布の中に差し入られ、ゴソゴソと何かをまさぐっている。

毛布の様子から、樺崎が胡坐を書いた格好でベッドに座しているのは想像に難くない。

しかし、その中央部分・・・

ちょうど樺崎の股ぐらの中心から、何かに持ち上げられるように毛布が隆起してるのだ。

そして樺崎のその右手の動きが何を意味しているのか、理璃子にとっても想像に難くない。

「え?ちょ、ちょっと・・・お父さん、やだ・・・

 な、なにしてるのよ・・・じょ、冗談はやめてよ・・・」

普段の樺崎からは想像もできないような言葉に、理璃子は表情を引きつらせる。

「フフフフフ・・・自分の父親のコレを握るのはイヤか?理璃子?・・・フッフフフッ!!!」

言いながらゆっくりと、左手で自ら毛布を剥ぎ取る樺崎 ―。

その下から、幾筋もの血管に隆々と彩られたむき出しの肉棒が全貌を現した。

樺崎の右手にしっかりと握られたその淫塊は、ドクドクと大きく脈打ち、その先端はしっかりと理璃子のほうへ向けられている。

「ほおれッ理璃子ッ!!握れッ!ニギれと言っとるんだぁッッ!!グゲゲゲゲッ!」

樺崎は理璃子に襲い掛からんばかりの勢いでベッド上に立ち上がる。

「や、やめッ・・・・・え?・・・」

身の危険を感じ、思わず後ずさりをする理璃子。

「・・・キャァァァァァァッッ!!!!」

我が父親の股間から顔へ、視線を移した理璃子が絹を劈くような悲鳴を上げた。

樺崎のその貌が見る見る醜悪なゴキブリへと変態してゆくのだ。

濁りがかったピンク色の肉棒も、その変態に合わせてドス黒い光沢を持った禍々しい黒色棒へと変化していった。

つづく

  
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2010年09月09日

アイドルコラージュ2異聞編03 〜その3〜

オレンジスズメバチの超絶テクニックによって与えられる、その痛いような疼くような刺激に、ますます興奮したゼリー幼虫は、あとからあとから、良質のローヤルゼリーを分泌してゆく。

やがて、オレンジスズメバチの口に余った特濃ローヤルゼリーは、ボタボタと床に滴り落ちる。

「ビビビビビィッ!!!ウフフッ!おいしいよ、オマエ!今夜はとくにね!

 ほら、グリーンカマキリ!ゴキブリブラウン!もったいないわヨ!アナタたちも召し上がって頂戴!」

口の端からトロトロとローヤルゼリーを噴きこぼしながらオレンジスズメバチはグリーンカマキリとゴキブリブラウンにゼリーを薦める。

「グゲゲゲゲッ!こんなの飲んだらコレがますます言うことを聞かなくなりそうだな!グゲゲゲゲッ!」

ゴキブリブラウンが肉棒を揺すりながらオレンジスズメバチの後ろに廻る。

前からはグリーンカマキリが抱きつく。

「アアンッ!ゴキブリブラウンったら、油断も隙もないんだからぁッ!」

オレンジスズメバチが再び甘く切ない嬌声を上げた。

ゴキブリブラウンが、後ろからオレンジスズメバチの腕を振り払い、代わりにその巨乳を鷲署ルみにして揉みしだき始めたのだ。

グリーンカマキリはガバっと大鎌を開き、今度はオレンジスズメバチの肉感溢々とした尻肉にその刃を食い込ませ、グニグニと尻肉を変形させて楽しんでいる。

すでに一度軽く絶頂を迎えているオレンジスズメバチは、全身性感帯と化し、尻肉からの痛痒悦感にすら、その股間を濡れそぼらせる。

「ヤダッ・・・うそぉ?!今度は二人がかり!?

 いくらアタシがゼリーを飲んでいるからって・・・・!ダ、ダメッ・・・!!・・・アアアアンッ!!」

立て続けに不意打ちを食らったオレンジスズメバチは、すっかり狂楽の深淵へと沈み込み、野獣のような咆哮すら上げ、全身で淫悦を吸収してゆく。

ゴキブリブラウンとグリーンカマキリも特濃ローヤルゼリーを大量に摂取して精力絶倫の魔怪人と化し、さらにオレンジスズメバチを責め立てる。

3匹の淫激な一夜はまだ始まったばかりなのだ。

   *************

ピンポーン・・・


不意にドアホンが鳴る。

「あら?誰かしらこんな時間に・・・?せっかくいいところなのに・・・」

オレンジスズメバチが鋭い牙を左右に開閉し、ガチガチ鳴らしながら不満そうに顔をあげる。

ゴキブリブラウンの肉棒に頬を摺り寄せて、その甘美な肉質を、時折覗かせる真っ赤な舌でチロチロと弄繰り回す楽しみを中断されて機嫌が悪い。

「まったくだわ、宅配かしら?アタシの鎌でぶった切ってやろうかしら?」

オレンジスズメバチと交互にゴキブリブラウンの肉棒の卑淫な肉質をその舌で味わい、合間にオレンジスズメバチと濃厚なレズキスを交わしていたグリーンカマキリも不満げに貌を上げる。

しかし、どこか嬉しそうに鎌を舐めるグリーンカマキリだ。

人間だった頃の絵美子からは想像もできない仕草と台詞だった。

「どれどれ、どんなやつがアタシの鎌の餌食になるんだろうねぇ?」

そう言いながら、グリーンカマキリがインターホンのスイッチを入れる。

直ちに、壁掛けのモニターに玄関の様子が映し出された。

「まぁ、理璃子だわ・・・どうしたのかしらこんな時間に・・・」

モニターに映し出されたその人物の顔を見るなり、口元を卑猥に歪め舌なめずりをするグリーンカマキリ。

モニターの画面には絵美子と樺崎の実の娘である女子大生、理璃子の姿があった。

「どうした?グリーンカマキリ?」

ゴキブリブラウンが尋ねる。

「まだ大学の時間のはずなのに、理璃子が帰ってきちゃったのよ。

 どうするの?アナタ?」

グリーンカマキリが鎌をゆっくりと振りかざしながらゴキブリブラウンを振り返った。

「ふむ・・・そうか、そうだな・・・

 そろそろどうだ?いいんじゃないか?!グゲゲゲゲッ!」

突然笑い出すゴキブリブラウン。なにか企みがあるようだ。

「いいって何が?あの子を切り刻んでもいいってことかしら?フフフ・・・

 実はアタシ、もうずっと前から人間どもを切り刻みたくってたまらないのよ!キリキリキリィィッ!!!」

絵美子は両腕の鎌をバチバチと開閉させ、大あごの内側からよだれをだらだらと垂らしている。

左右に開いた鋭い牙が唾液でしとどに濡れている。

「ククク・・・そうではない。

 我慢しろ、グリーンカマキリ。俺たちデスエロンは単なる殺戮集団じゃない。

 勝手に騒ぎを大きくしては大首領からお目玉を食らうぞ。

 こういうことはまずコラージュソフトにお伺いを立ててからだ。

 それに、せっかくだ。理璃子でたっぷりと遊んでやろうじゃないか?ええ?グゲゲゲゲッ!!」

そこまで言うと、ゴキブリブラウンはさらに激しく巨根をゆすり、オレンジスズメバチとグリーンカマキリの唾液と先走り汁が入り混じった淫らな液体をあたりに飛沫した。

「ふん、しょうがないわねぇ・・・アナタ、自分の娘に欲情しちゃってるんでしょ?」

ゴキブリブラウンの企みを理解したグリーンカマキリは、半ばあきれながら、しかし、これから始まるであろう背徳な魔怪人の宴を想像し、うっすらと笑みを浮かべて鎌を納める。

「もちろんだ!悪いか!理璃子はオマエに似ていい女に育ったからな!グゲゲゲゲッ!」

あたりをはばからず自らの娘への欲情を露わにするゴキブリブラウン。

「ふふふ、悪いワケないわ・・・

 わかったわ、いいわよ、アナタがそう言うんならアタシもいっしょに理璃子で遊んでやることにするわ!キリキリキリィィィ!」

グリーンカマキリも同調し、嬉しそうに声を上げる。

「理璃子って誰よ?ちょっと、アタシも混ぜてよ、ビビビビビィ!」

先ほどからほったらかしにされているカッコウのオレンジスズメバチが不満そうだ。

無理もない。

グリーンカマキリとゴキブリブラウンはさすが、夫婦だけあって体が馴染んでいるのだ。

壁のモニターを覗き込みながら言葉を交わす間にも、いつの間にかゴキブリブラウンの極大肉棒はグリーンカマキリのわき腹から生えている小腕に絡めとられ、その濡れそぼった股間にぬっぷりと挿入されていたのだ。

ゴキブリブラウンも、鋭い爪の生えた両腕を、まるで哺乳動物の肉球のような物質に変態させ、その柔らかい感触をグリーンカマキリの股間からいやらしく突起している陰核にニチニチと与えている。

そして、もう片方の腕にはハエのようにビッシリとした触毛を発現させると、グリーンカマキリのカタチのよい巨乳を鷲掴みにして揉みしだいているのだ。

細かい繊毛の微妙な感触がグリーンカマキリを狂わせる。

「あら、ごめんなさい・・・はぁ・・・ん・・・うふふ・・・」

オレンジスズメバチのツン状態が醸し出すキュートな色気に興奮したグリーンカマキリは、突然に嬌声を上げ始める。

ますますオレンジスズメバチを無視してゴキブリブラウンと楽しみに耽るカタチになった。

「グゲゲゲゲッ!おっと・・・これはこれは知らぬうちに!グゲゲゲゲッ!」

口ではそう言いながら、腰の動きはますます激しくなっているゴキブリブラウン。

 

ドブリュリュリュッ!!!!

 

部屋中に響きわたる爆射の精を思う存分放ち尽くすゴキブリブラウン。

そしてその全てを人間時の数十倍の快楽感度を持つ魔陰唇で受け止めるグリーンカマキリ。

「はふぅぅん・・・あは、オレンジスズメバチぃ、おこらないでぇ。あとで穴埋めするかラァ・・・」

極楽浄土でまぐわいをするような禁断の悦楽に耽溺した表情でだらしなくその貌をオレンジスズメバチに向けるグリーンカマキリ。

変態前の絵美子の面影が僅かに残るだけに、その変貌ぶりが信じられないほどだ。

「わかったわよ、それより、あの娘をどうするつもりなの?

 いい加減、中に入れてあげないと怪しまれるわよ。」

オレンジスズメバチは至って冷静に事に対処し始めた。

「そうだな、まずはコラージュソフトで確認してからだ。

 それによってその後の展開が変わってくる」

ヌルヌルの肉棒をグリーンカマキリの股間からヌボッと抜き取り、残滓が床に零れ落ちるのも構わず、ゴキブリブラウンは卓上のパソコンの歩み寄った。

「そうね、ウフフ・・・、いずれにしても、楽しみダワ」

あとから続いたグリーンカマキリが、パソコンを操作し始めたゴキブリブラウンの隣に腰掛ける。

「あたしはどうすればいいの?」

しま模様に彩られた大きなヒップを揺らして、同心円状の模様のついた巨乳をテーブルに押し付けるようにパソコン画面を覗き込もうとするオレンジスズメバチ。

「やってみるか?オレンジスズメバチ?」

コラージュソフトが立ち上がったタイミングでノートパソコンの画面をオレンジスズメバチのほうへ向け、ゴキブリブラウンがオレンジスズメバチに問いかけた。

「あら?いいの?」

意外な展開に、ちょっと嬉しいオレンジスズメバチだ。

「かまわん、我ら魔怪人なら誰でもこれを使うことが許されている。やってみろ。」

「それは嬉しいわ。アタシも一度やってみたかったのよ。」

カタカタカタ・・・・・・

カチャッ!・・・・

理璃子に関するデータを二人に聞いてパソコンに入力を終えたオレンジスズメバチ。

「どうするの?こんな結果が出たけど・・・フフフ」

パソコンの画面をゴキブリブラウンとグリーンカマキリに向ける。

「ほぉー、そうか・・・よしよし、わかった。それじゃ話は簡単だ・・・クククッ!!」

ゴキブリブラウンのその言葉に、オレンジスズメバチもグリーンカマキリも顔を見合わせてニタリと微笑んだ。

つづく

  
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2010年09月08日

(休載のお知らせ)

※アイドルコラージュ2異聞編03は、作者体調不良のため休載です。

  
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2010年09月07日

アイドルコラージュ2異聞編03 〜その2〜

「あらあら、奈津美さん・・・いえ、オレンジスズメバチったらホントに好き者なんだからァ・・・」

オレンジスズメバチとゴキブリブラウンの痴態に、呆れるようにつぶやいた絵美子だったが、

「あは・・・ん・・・ごめんなさいね、絵美子さん・・・あたし我慢できなくなっちゃって・・・

でも・・・フフフッ・・・

絵美子さんこそ、そのお姿はどういうことかしら?」

と奈津美、いやオレンジスズメバチにカギ爪で指差されたその体は・・・

キリキリキリィィィ!!!イジワルね、奈津美さんったら

アナタのそんな姿を見せられて平気でいられるはずがないでしょう?

この素敵なボディライン・・・すっごくいやらしい・・・羨ましいわ・・・キリキリキリィィィッ!!!

と、すでにグリーンカマキリと化していたのだった。

鋭く釣り上がった大きな複眼をギョロギョロと動かしながら、両腕の大鎌を誇らしげに開閉している。

完全変態した絵美子、卑猥に絡み合っているゴキブリブラウンとオレンジスズメバチのほうにゆっくりと歩み寄る。

ええっ?・・・あん・・・うそっ!?・・・

 ああっ!ダメっ!・・・鎌で・・・

 鎌で甘噛みされるとたまらない!・・・くぅッ・・・・ンン!!!」

嬌声を上げるオレンジスズメバチ。

グリーンカマキリに後ろから抱きつかれ、乳首を大鎌で軽く挟み込まれたのだ。

そればかりか、グリーンカマキリの豊満な乳房が、すっかり潤いを湛えたオレンジスズメバチのヌメヌメの秘唇を掻き分け、ぱっくりと開いた陰唇の奥底へと割って入る。

グリーンカマキリのコリコリに勃起した乳首がオレンジスズメバチの淫核を容赦なく責め立てるのだ

てっきり、グリーンカマキリがゴキブリブラウンの肉棒にしゃぶりつくと思っていたオレンジスズメバチは、完全に虚を突かれたカタチになった。

フフフ・・・不意打ちってとこよ、いかがかしら?オレンジスズメバチ?」

自らもすっかり上気し、欲情に釣り上がった複眼でオレンジスズメバチの痴態貌を覗き込み、得意げに囁くグリーンカマキリ。

「ああん、悔しい!やられたわぁ!グリーンカマキリったら・・・

絶対にゴキブリブラウンにおしゃぶりしてあげるのかと思ってたのにぃ・・・

これじゃすぐにイっちゃいそうよッ!!ダメェッ!!・・・ビビビビビィィ!!」

オレンジスズメバチはたまらず、同心円に彩られた豊かな巨乳をユサユサと揺らしながら、股間からドクドクと愛淫液を噴きこぼし始めた。

オレンジスズメバチの愛淫液は、グリーンカマキリの乳房から腹部を伝わり、大きくせり出した臀部から床に滴り始め

ゴキブリブラウンの淫油液とオレンジスズメバチの愛淫液がグリーンカマキリの皮膚の上で混ざり合い、卑猥な匂い増してゆく。

熟女ゆえ、うっすらと皮下脂肪を湛えたグリーンカマキリの腹部は、オレンジスズメバチほどではないにしろ、それでもしっかりと引き締まっている。

柔らかな肉質の上に、劣情の光沢を塗り拡げ、グリーンカマキリの体表はますますいやらしさを増す。

「ああッ!・・・ンンッ!!!」

オレンジスズメバチが一際大きく淫蕩な嬌声を放つ。

グリーンカマキリはオレンジスズメバチの全身がビリビリと微かに震えているのを見逃さず、

「あら?オレンジスズメバチったら軽くいっちゃったみたいね・・・じゃぁ、お次は・・・」

と、興奮し、上気の極みといった情で、妖しく釣り上がったカマキリ特有の大きな複眼をさらに釣り上がらせ、熱い吐息とともにさらにオレンジスズメバチを追い込もうとする。

「グゲゲゲゲッ!おいおい、お前たち!オレを忘れちゃいないか?グゲゲゲゲッ!」

すっかり二人だけの桃源郷に行ってしまったグリーンカマキリとオレンジスズメバチを、ゴキブリブラウンがたしなめる。

すでにオレンジスズメバチの甘爪攻めはグリーンカマキリの激しい責めで空ろになってしまい、ゴキブリブラウンの肉棒は中途半端に放り出されて大いなる欲求不満状態だ。

その先端から悦楽を求める先走り淫液が、ダラダラと溢れ垂れ、刺激を求めて猛り狂っている。

「キリキリキリィィッ!!あら、妬いているの?ゴキブリブラウン?

大丈夫よ、こんなのはほんのご挨拶

これからアタシタチ二人がかりでたっぷり愛してあげるワッ!

ねぇ?オレンジスズメバチ?キリキリキリィィィ!!

グリーンカマキリの甘鎌攻めにすっかり快楽落ちしてしまったオレンジスズメバチは、不覚にも肩で息をしている。

グリーンカマキリの情欲の誘いにもすぐさま反応できな

「ええ・・・もちろん・・・でも、この調子じゃアタシももたないわ・・・

 グリーンカマキリったら、最近ますますテクあげてるんだモノ・・・

 今夜はゼリー幼虫にたっぷりと栄養をもらわなきゃね!フフフフッ!」

オレンジスズメバチは部屋の片隅に控えさせていたゼリー幼虫を傍らに呼び寄せると、おもむろに自らの巨乳の谷間にゼリー幼虫を挟みこみ、グニグニとパイズリをし始めた。

「ジェリジェリジェリ〜ン・・・あああ、オレンジスズメバチ様・・・たまりません・・・

もっと、もっと、強く責めてくださいませ・・・あああ・・・たくさんたくさん出そうです・・・ジェリジェリジェリ〜ン!!!」

オレンジスズメバチによるパイズリの快感に全身を痙攣させたゼリー幼虫は、その体表面から芳醇な香りの特濃ローヤルゼリーをジクジクと滲み出させる。

やがてそれはゼリー幼虫の全身を覆い、滑剤となり、オレンジスズメバチの巨乳との摩擦係数をさらに小さいものとしてゆく。

それに伴い、ヌチャヌチャと、ふやける様な悦楽が、ますますゼリー幼虫に印加されてゆく。

さらに、パイズリフェラをするような格好で、オレンジスズメバチが巨乳の谷間のゼリー幼虫の頭部にむしゃぶりつくのだ。

左右に割れた大顎でカチカチと音を立てながらローヤルゼリーを啜(すす)り出す。

凄まじい太さの巨根に、全身でその肉頭にフェラチオをしているような錯覚を起こさせる激猥な情景が繰り広げられるのだ ―

  
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2010年09月06日

アイドルコラージュ2異聞編03 〜その1〜

樺崎家 ―

いや、ゴキブリブラウンとグリーンカマキリによる、デスエロンの「細菌培養散布計画」の実行アジトとでも言ったほうがよいか。

今日もその計画実行に向けてゴキブリブラウンとグリーンカマキリの綿密な打合せは続く。

「・・・ふむ、この場所とこの場所にそれぞれ10万匹のゴキブリを発生させるか。

 それと、ここには5万・・・」

などと、テーブルに地図を広げ、赤い印を付けてゆく。

どうやら、細菌媒介のゴキブリを配置する場所を検討中のようである。

二人とも人間の姿に「擬態」しているため、傍から見れば普通の夫婦である。

地図を眺めているのも、連休の予定でも相談しているのかという感じである。

そして、今夜は「害虫対策委員会」のメンバーである橙野夫妻も同席している。

「害虫対策委員会と称してこんなことやっているなんて、誰も思わないでしょうね、フフッ」

橙野奈津美が切れ長の目を細めて妖しく微笑んだ。

「まったくだ。着々とゴキブリを増やしてゆき、細菌をどんどんばら撒くのだ。

 それがまさかこんな街中で進んでいるとは誰も思わんだろう。」

と、樺崎が言えば、

「ええ、それも虫も殺さないような橙野さんご夫妻がいっしょなんですもんネェ・・・クスクス・・・」

と、妻の絵美子が応える。

「あら、虫も殺さないですって?あたりまえでしょう?虫たちはアタシたちの大事な仲間なのよ。

くだらない人間どもよりもはるかに大切だわ。わかってないようね、グリーンカマキリったら・・・」

奈津美が戯れにふくれてみせる

しかし、淫猥な含みを持たせた妖しい微笑みを、その美しい貌から絶やすことはな

「あら、ごめんなさい。そうよね、ふふふ、アナタは蜂、アタシはカマキリ、そしてうちの主人は・・・」

ガタガタッ・・・!

絵美子がそこまで言うと、地図を広げていた目の前のテーブルが、大きな音を立てて跳ね上がった。

「きゃあッ!?・・・あ、アナタ・・・いったいどうしたの?」

驚くのも無理はない。

いつのまにか樺崎は、ゴキブリブラウンに変態し、股間から隆々とした肉棒を突出させていたのだ。

テーブルが跳ね上がったように見えたのは、その禍々しくも逞しいゴキブリブラウンの淫具が持ち上げていたからに他ならない。

バカ者め!擬態しているときには名前に気をつけろと言っただろう!

見てみろ!女魔怪人の名前に反応してしまったじゃないか!どうしてくれるんだ?グゲゲゲゲッ!!」

奈津美を怒鳴りつけるゴキブリブラウン。

鋭い爪の生えた節くれ立った黒光りする腕で、ガッシリと自分の凶器を握り締め、奈津美と絵美子の前でブルブルと振って見せる。

その様子にあっけにとられる絵美子と奈津美。

すっかりゴキブリブラウンに変態してしまった樺崎を、しばしぽかんと見つめていた。

しかし、すぐに落ち着きを取り戻すと、まずは奈津美が、ゴキブリブラウンのほうへと歩み寄る。

「これはこれは、樺崎のご主人・・・大変失礼いたしました・・・

お詫びは私のこのカラダで是非・・・ウフフフフ・・・」

言いながら妖しくも艶やかな手つきでゴキブリブラウンの黒光りする頭をなで始める。

そうしてそのまま、その白く美しい細腕をゴキブリブラウンの体躯に絡めながら、ツツーッと背中と腹部両面を撫でさするように下へ下へと走らせて行く。

同時に自らの太股にゴキブリブラウンを挟み込み、股間の敏感な部分をゴキブリブラウンの体表の突起物にこすり合わせるのだ。

「はぁーん、ゴキブリブラウン・・・この色艶がたまらないのよねぇ・・・フフッ・・・ウフフフフッ!!・・・・」

上気した貌をゴキブリブラウンに近づけ熱い吐息を吹きかけながら、奈津美はそのままの体勢でオレンジスズメバチに変態し始める。

興奮度がピークに達しているのだ。

抜群のプロポーションを誇る奈津美のくびれた腰がさらに引き締まり、むくむくと先端が突出してくる。

両脇腹から新たな1対の中脚が生え、両手両足は鋭いカギ爪を備え黒い光を放ち始め

背中からは美しい薄い4枚の羽が生え、目は複眼となり、眉間には単眼がりあがる。

最後に口がガバっと縦に割れると、太く鋭い牙を持つ大顎が形成されるのだ。

「ビビビビビィィィ!!!ああーん!やっぱりこの姿が最高よねぇ!ビビビビビィィ!」

オレンジスズメバチに変態した奈津美は左と左中の2本を駆使し、その腕でゴキブリブラウンの肉棒をガッシリ掴むのだ

鋭い爪で甘く先端を小突きながら、右腕はしっかりとゴキブリブラウンの背中を抱きしめて自らの股間の密着をさらに確実なものとしてゆく。

「お、おぅ・・・!たまらんぞ、オレンジスズメバチ!お前のその甘爪!くぅぅ・・・

 亀頭からの痛痒快感が背筋を走り抜けるわ!グゲゲゲゲッ!」

ゴキブリブラウンがオレンジスズメバチの超絶テクに相好を崩して下品な笑いを撒き散らせば、

「アナタのコレ逞しすぎ生半可な手コキじゃ感じないでしょうからね・・・

これぐらいキッついのじゃないとダメよ!ビビビビビィィ!」

と、オレンジスズメバチも大顎から淫靡に染まった真っ赤な舌をペロリと出してニタリと笑う。

早くも二体の魔怪人は悦楽のうねりの中へその身を投げ出し、ドロドロの大海原を泳ぎ始めた。

ゴキブリブラウンの体表からは、ゴキブリらし興奮の淫油液ジトジトと滲み出してくる。

それらはすぐに液玉になってトロリトロリと、オレンジスズメバチのカラダにも滴り落ちる。

劣情の淫液玉が、オレンジスズメバチの美しい曲線を描く体表面に、幾筋もの液条を作り出してゆくのだった。

つづく

  
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2010年08月29日

アイドルコラージュ2異聞編02 〜その3〜 最終回

「いやだわ、あなた、何を言ってるの?失礼よ・・・」

博也の慌てぶりとは裏腹に、いや、まったく意に介さずという調子で奈津美は言った。

「な?なんだって?奈津美?」

博也は、奈津美をかばうためゴキブリブラウンとグリーンカマキリのほうを見据えていたが、奈津美のほう少しだけ振返り、聞き返した。

「ゴキブリブラウンとグリーンカマキリが化け物ですって?まったく失礼だわ・・・

 やっぱりアナタは適性がないって、本当のようね・・・クスクス」

博也は耳を疑った。

ゴキブリブラウン?

グリーンカマキリ?

なんだそれは?

こいつらの名前か?

なんで奈津美がそんなことを知っている?

それに、どうしてこの状況で笑っていられるんだ?

恐怖のあまり頭がおかしくなったのか?

「お、おい、奈津美・・・お前、何を言って・・・?」

眼前の恐怖をもたらす存在も忘れて奈津美を振返り、あっけにとられる博也だ。

「グゲゲゲゲッ!ご主人!言ったでしょう?

 私たちの正体を見たら普通の人間どもは腰を抜かすって!グゲゲゲゲッ!」

同じような言葉を繰り返すゴキブリブラウン。

その言葉に再び後ろを、ゴキブリブラウン達を振戻る博也。

「キリキリキリィィィッ!!ええ!アタシも言ったわよッ!

 アタシたちの姿を見て驚かないのはアタシたちの仲間だけだってネッ!!キリキリキリィィィッ!!」

グリーンカマキリも後を続ける。

「ど、どういう意味・・・ま、まさか・・・?」

化け物たちの言葉によって博也の脳裏に喚起されるのは ―

「うふッ・・・うふふふふッ・・・・・・」

突然笑い出す奈津美。

「な、なつみ・・・?」

その声にハッとなり、博也は奈津美のほうへ向き直る。

「ウフフフフッ・・・・あー、なんていい気分なのかしら・・・あはぁ・・・ん・・・」

酔っぱらってハメを外しているかのような仕草で、奈津美は着ているものを自らの手によってビリビリと破いてゆく。

ものすごいチカラだ。

まるで紙くずのようにボロボロに破かれてゆく奈津美の衣服。

博也は突然始まった奈津美のストリップショーに言葉を失い、眼が釘付けになるばかりだった。

「すごいわぁ・・・すごいのぉ・・・ウフッ、ウフフフフッ!!」

奈津美はいよいよ狂ったようにヘラヘラと笑い出した。

そしてカッと目を見開いたかと思うと、自らの眼球をグリグリと廻して見せるのだ。

「な、奈津美・・・」

博也には何が起こったのかまだわからない。

奈津美は本当におかしくなってしまったのだろうか・・・?


ビョコッ!・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・

ベチャッ!!!!


「げッ・・・げぇぇッ!な、奈津美ぃッ!?」

それまでグリグリと蠢いていた奈津美の眼球が、突如として不快な音とともに眼孔から飛び出し、そのままベッチャリと顔の上半分に張り付いたのだ。

そして、見る見るうちに硬質の光沢質に変貌してゆく。

無数の細かい点々が表面にちりばめられた、昆虫のような複眼がみるみる形成されてゆくのだ。

その大きな二つの複眼の間からは黄色と黒の横縞模様の、先端の丸い太い触角が突き出てきた。

背中からは透明な4枚の羽が生え出し、臀部は大きく膨らみ始め、ウェストはさらにキュッと括れてゆく

奈津美の両手両脚の先端には鋭い鍵爪が伸び、顎は縦に割れて何ものをも噛み砕く強靭な外顎が形成された。

肉付きの良いふくよかな乳房には、乳首を頂点に同心円状の縞模様が浮かび上がる。

すぐに全身には黄色と黒の縞々模様のふさふさとした毛が生え始め、暫くすると、熟れきった乳房とヘソの部分、そして、太腿と二の腕だけを残して全身がすっかり毛に覆われる。

突き出た臀部の先端には、狙った獲物に強力な毒液を注入することができる禍々しい毒針がすでに準備されている。

そう、すでに奈津美は、ゴキブリブラウンの操るコラージュソフトによって、デスエロンの女魔怪人に改造されていたのだった。

「う、うわーッ!そんなばかなッ!な、奈津美ッ!お前までっ!ど、どうしてッ!?」

思わず奈津美から離れようとする博也。

それを、両脇腹から新たに生え出た一対の肢で羽交い絞めにする奈津美。

「うッ・・・うぐッ・・・!」

すぐに博也の自由が奪われる。

「ビビビビビィィッ!!奈津美ぃ?誰のことだいそれは?

 アタシはデスエロンの女魔怪人、オレンジスズメバチさッ!」

身も心もすっかり改造され尽くした奈津美は、デスエロンの女魔怪人として生まれ変わった我が身を誇らしげに見せ付けながら、高らかに名乗りを上げた。

そして、たった今まで我が愛する夫であった博也を、まるで奴隷でも見るような目つきで睥睨するのだ。
「ほらっ!オマエも少しは我がデスエロンの役に立つように私が改造してやろう!ビビビビビィィッ!!」
オレンジスズメバチと化した奈津美は、即座に巨尻を博也に向けると、その先端からニョキッと毒針をせり出させ、そのまま博也に突き刺した。
「ぐッ!・・・・ぐあァァッ!」
悲鳴を上げ、悶絶して博也はそのままその場に硬直する。
見る見るうちに博也の全身に変化が現れる。
目、鼻、口がドロドロに溶けてなくなり、腕や脚もどんどん退化してゆく。
全身にモコモコとした横筋が入り、まるで巨大な蜂の幼虫のような姿に変えられてしまったのだ。
やがてその場に立ってはいられなくなり、ドタッという音とともに床に倒れこんだ博也。
いや、博也だった物体は、全身からジュクジュクと粘液を分泌し始める。
そして、床に横たわったそのままの体勢で、オレンジスズメバチと化したかつての我が妻奈津美にこう言うのだった
「ジェリジェリジェリ〜ン・・・オレンジスズメバチ様・・・
 私めはオレンジスズメバチ様の忠実なる僕にしてロイヤルゼリーの献上者にございます。
 どうか、私めの作り出すロイヤルゼリーをお召し上がりくださいませ・・・ジェリジェリジェリ〜ン・・・」
かつての妻、奈津美の手によって、博也はロイヤルゼリーを分泌するゼリー幼虫と化したのだった。
そして、博也をゼリー幼虫に作り変えた奈津美は、その恭しい忠誠心に満足げに微笑むのだ。
「ビビビビビィィィッ!よしよし、かわいいよ、お前、フフフッ!
 これからはそうやってこのオレンジスズメバチ様においしいロイヤルゼリーを献上するがいい。
 そうすれば、これからも可愛がってあげるワ!・・・ウフフフフッ!
 さぁ、ゴキブリブラウン、グリーンカマキリ!酒の肴にロイヤルゼリーはいかがかしら?
 今夜は思い切り楽しむんでしょう?
 それにはたっぷりと精をつけておかなくっちゃね!ウフフフフッ!」
黒い毛に覆われた美しい肢体の中で無防備に露出したふくよかな乳房をブルンと震わせながら、股間の淫裂から肉付きの良い太腿に向けて夥しい量の愛液をトロトロと垂れ流すオレンジスズメバチ。
女魔怪人と化し、この上もなく発情し始めている証拠だった。
「キリキリキリィィィッ!素敵だわッ!オレンジスズメバチ!
 とてもセクシーな女魔怪人に生まれ変わったわね!
 ねぇ、アナタ?キリキリキリィィィッ!!」
グリーンカマキリも喜んでゴキブリブラウンを振返る。
「グゲゲゲゲッ!まったくだ!ここまで素晴らしい適性の持ち主がこんな近所にいたとはなッ!
オレンジスズメバチよ!これからはデスエロンの仲間としてよろしく頼むぞッ!グゲゲゲゲッ!」
奈津美の美しいボディラインをそのまま残した新しい女魔怪人を前に、ムクムクと股間の屹立を聳え立たせ始めるゴキブリブラウン。
グリーンカマキリに負けず劣らずの妖艶な女魔怪人の誕生に、ゴキブリブラウンもたまらなく興奮しているようだ。
「ビビビビビィィィッ!!もちろんよッ!こちらこそよろしくぅッ!フフフフフッ!」
言うが早いか、オレンジスズメバチはゴキブリブラウンの禍々しい極棒にむしゃぶりついてゆく。
その後ろからはグリーンカマキリが抱きつき、オレンジスズメバチの淫らな乳房を揉みしだく。
その情景を見て興奮したゼリー幼虫は、ますます全身からロイヤルゼリーを分泌するのだ。
こうして、橙野夫妻は女魔怪人オレンジスズメバチとその忠実なる配下のゼリー幼虫と化し、デスエロンの一員としてゴキブリブラウンやグリーンカマキリとともに、「細菌培養散布計画」の実行メンバーとして活躍することになったのだった。

  
Posted by sayaka_saotome at 22:18Comments(11)TrackBack(0)